昨晩某所で話して思い出したこと。これは私のタイムマシーンに関する考えです。私は理科少年でしたから、タイムマシーンは大好きなネタです。タイムマシーンの出てくる映画(色々ありますが)も好きですし、そもそも「タイムマシーン」と云う言葉自体にそこはかとない憧れとカッコ良さを憶えます。
が、しかし!私はタイムマシーンは未来にわたって作られないと考えています。残念ながらそれが私の論理的結論です。何故ならば、もし未来にタイムマシーンが存在するならば、今の国会議員や彼らを選出した我々は、未来から来る警察によって、未来に借金のツケを回した罪・未来から富を略奪した罪で逮捕されると思うのです。最近の様々な議論を聞いていても、ややや、未来警察が来る!と、自虐的に首を長くして、そして伸ばしたその首を洗って待っていても、一向に来る気配がないのです。残念無念。人類の知恵を持ってしても、タイムマシーンだけは作れなかったのでしょう。或いは無責任なことをしていたので、タイムマシーンが出来る前に未来は続かなくなってしまったのでしょうか。
帰納法で考えると、論理的にそうなります。責任のある政治が戻れば、未来警察が来る可能性が高くなるでしょうか?そう云えば最近タイムマシーンの出る映画を見かけないなぁ。現在と未来は繋がっている、未来は現在の続きにあると、そう思います。未来を明るくしないといけないですネ。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
-
ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。