昨日、久し振りにキャブレター音を聞きました。交差点で右折しようとして止まっていると、後ろから吸気音が。ブォ~ン!とスコォー!が混ざったような、あの独特の音です。ナ、ナニ!?と音のする方を見ると、箱スカ(箱形の初代スカイラインGT)が勢いよく抜いていきました。そしてブレーキランプが点き、クイッと左折して、また威勢のいい音を出して視界から消えていきました。
おぉっ~!暫し感動止むことナシ。あれはソレックスだろうか、ウェーバーだろうか?たらたらではなく、勢いよく運転しているのが、最高ですね。 地球環境的には最低でしょう。燃費も悪い。不完全燃焼も多い。しかもあの頃のスカGのエンジンは、有鉛ハイオクではないでしょうか?そんな有害なガソリンはもう売ってません。無鉛でも走るように改造しているのでしょう。
悪いものだとは知っていますが、久し振りに心が躍ってしまいました。私が初めて所有した車はキャブレター車でした。山に行くと、気圧が下がるので、馬力も下がる。懐かしい想い出です。
程度のいいキャブレター車って、売ってるのかなぁ?ソレックスやウェーバーも安定供給されてるのかなぁ?
・・・いや、こんな御時世に、空気を汚すようなことは致しません。空想だけです。夢の中なら自由なので、寝る時にでも考えてみます。吸気音で目が覚めてしまうかな?
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。