◆われわれ証券マンは大納会が30日で、休みは大晦日と新年三が日が基本形。正月休みは昔から短いのが普通だった。今年は三が日のあとが土日だったので例年に比べれば長く休んだほうだ。ところが世間には昨年27日が仕事納めの場合、9連休となったひともいたようだ。なんともうらやましい限りだが、その長い正月休みが終わり、仕事始めと思ったらまた3連休。こんなに休んでいたら、新年になっても仕事のエンジンのかかりが遅いのではないかと心配になる。

◆今年2026年は土日を合わせて3連休となる祝日が6回だという。昨年に比べて減ったそうだが、その代わり今年は秋のシルバーウィークが復活する。祝日である9月21日・23日にその両日に挟まれたいわゆる「オセロ休日」となる22日と土日を合わせた期間が5連休になる。政府広報のウエブサイトからの転記だが、「オセロ休日」なる言葉を初めて目にした。

◆ワークライフバランスも大事だから休むのは悪くない。しかし、政治家の先生がたは大変だ。衆院の解散報道を受けた自民党の要職者や野党党首は「われわれ国会議員は『常在戦場』」と口々に語る。通常国会の冒頭解散となれば最速で1月27日公示、2月8日投開票の日程が浮かぶ。先生がたは休むどころか寝る間もないだろう。

◆さすがに恨み節ともとれる発言は立民の野田代表からだ。「働いて働いて働いてと言っている割にはまた政治空白を作って、信を問うやり方が果たして良いのか」。昨年の流行語大賞にもなった首相の言葉で揚げ足をとる当たり、座布団一枚級の上手さだ。だけど、野田さん、あなたが首相の座におられたときは、「そのうちに」などとはぐらかして長いこと解散を引っ張りましたよね。確かに「政治空白」は生まれなかったけど、政権は末期症状で事実上の「開店休業」状態でした。おかげで経済も社会も閉塞感が高まっていました。

◆新たな政治空白が生まれれば、物価高騰への対応にもマイナスとの批判もあるが、どうせ場当たり的な政策なら、少し遅れたところで大差ない。国民の生活を本当に豊かにするには、高市さんが掲げる成長投資の政策を推し進めることだ。そのための体制がより強固になるなら、ここでの解散総選挙は望ましい選択肢だ。報道を受けて海外の日経平均先物は急進した。市場の反応がそれを物語っている。