【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 49,462.08 △484.90 (1/6)
NASDAQ: 23,547.17 △151.35 (1/6)
1.概況
米国市場は主要3指数が揃って続伸となりました。米国によるベネズエラ攻撃やマドゥロ大統領の拘束など、地政学リスクが意識される中でもその影響は限定的との見方から堅調な株式市場ですが、本日はディフェンシブ株が買われました。また、ラスベガスで開催されているテクノロジー見本市「CES」の影響もありハイテク株も堅調な推移となりました。
ダウ平均は小幅高で取引を開始すると、直後には一時下げに転じる場面が見られました。しかし早々に持ち直し、その後は上げ幅を拡大する展開となりました。主だった売り材料もなく堅調な推移となったダウ平均は484ドル高の49,462ドルと連日で最高値を更新し取引を終えました。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は151ポイント高の23,547ポイントで続伸、S&P500株価指数は42ポイント高の6,944ポイントで最高値を更新し取引を終えました。
2.経済指標等
主要な経済指標の発表はありませんでした。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち9業種が上昇しました。素材が2.0%高でセクターの上昇率トップとなりました。ヘルスケアも2.0%近い上昇となったほか、資本財・サービスが1.4%高となりました。一方でエネルギーが2.8%安と大きく下げました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中23銘柄が上昇しました。アマゾン・ドットコム[AMZN]はCESにて生成AIを用いた音声アシスタント「アレクサプラス」のウェブサイト版を発表したことが材料視され3.4%高となりました。アムジェン[AMGN]が3.0%高、セールスフォース[CRM]が2.6%高となりました。一方で前日大きく上昇していたシェブロン[CVX]が4.5%安となり、アップル[AAPL]が1.8%安となりました。
ダウ平均構成銘柄以外では、半導体のマイクロン・テクノロジー[MU]が10.0%高となったほか、半導体製造装置のラム・リサーチ[LRCX]が6.3%高となりました。またソフトウェアのパランティア・テクノロジーズ[PLTR]も3.3%高となり、ハイテク株が好調な推移となりました。
5.為替・金利等
長期金利は、前日比0.01%高い4.17%となりました。7日朝のドル円は156円台半ばで推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
米国市場は主要3指数が揃って上昇となりました。日経平均は年明けから2,178円と大きく上昇しており、本日は利益確定などの動きから売りが優勢でのスタートが見込まれます。一方で、米ハイテク株高の影響もあり売りは限定的となる可能性が考えられます。日中には日銀が需給ギャップと潜在成長率の発表が予定されており、中立金利の観点で注目が集まります。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)
