【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 46,138.77  △47.03 (11/19)
NASDAQ: 22,564.23  △131.38 (11/19)

1.概況

米国市場は主要3指数が揃って反発しました。引け後のエヌビディア[NVDA]決算発表を控え、その内容を見極めたいとの思惑から上値は重いものの、全体としては買いが優勢となりました。

ダウ平均は46ドル高の43,138ドルで取引を開始すると、1日を通して方向感に欠ける推移となりました。朝方は強含み、207ドル高の46,299ドルまで上昇し本日の高値を更新するも、その後は伸び悩み一転して下落での推移となりました。一進一退での推移となったダウ平均は、終盤に買いが優勢となると最終的に47ドル高の46,138ドルで5日ぶりに反発して取引を終えました。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は131ポイント高の22,564ポイントで3日ぶりに反発となりました。S&P500株価指数は24ポイント高の6,642ポイントで5日ぶりに反発しました。

2.経済指標等

主要な経済指標の発表はありませんでした。

3.業種別動向

S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち6業種が上昇しました。情報技術が0.9%高でセクターの上昇率トップとなりました。続いてコミュニケーション・サービスが0.7%高となり、素材が0.5%高とシクリカルなセクターの上昇が目立ちました。一方で5業種が下落し、中でもエネルギーが1.3%安で下落率トップとなりました。不動産や公益事業など4業種が1%未満の下落となりました。

4.個別銘柄動向

ダウ平均構成銘柄は30銘柄中13銘柄が上昇しました。決算発表を控えるエヌビディア[NVDA]が2.9%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。シャーウィンウィリアムズ[SHW]が1.8%高となるなど、計7銘柄が1%台の上昇となりました。一方で16銘柄が下落し、セールスフォース[CRM]が2.4%安で下落率トップとなりました。ボーイング[BA]が2.1%安、ユナイテッドヘルス・グループ[UNH]など5銘柄が1%台の下落となりました。

ダウ平均構成銘柄以外では、決済サービスのブロック[XYZ]が2028年までの今後3年間で調整後の1株利益が年30%台前半の伸びを維持すると発表したことが好感され、7.6%高となりました。電力やガス供給といった公益事業を営むエバーソース・エナジー[ES]は、アナリストの投資判断引き下げを受け、12.4%安と大幅安となりました。

5.為替・金利等

長期金利は、前日比0.02%高い4.13%となりました。20日朝のドル円は157円台前半で推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

米国市場は主要3指数が揃って反発しました。また、引け後に発表されたエヌビディア[NVDA]の決算発表では、第3四半期は増収増益で市場予想を上回り、また第4四半期の見通しも市場予想を上回る見通しを示すなど、半導体関連銘柄の懸念を払しょくする内容となったことで、本日の日本市場は買いが優勢でのスタートが見込まれます。ドル円も157円台と円安に振れていることも輸出関連銘柄への買い材料になると考えられます。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)