スナップ[SNAP]決算:1株利益は16セントで市場予想を上回る

スナップは、最も人気の高いソーシャル・ネットワーキング・アプリのひとつであるSnapchatを開発、運営している。2023年末の時点で1日あたりのアクティブユーザー数は4億人を超え、収益の大半は広告収入である。北米のユーザー数は全体の4分の1に過ぎないが、売上高の約65%を占めている。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.    

主要項目、第4四半期(10-12月期)実績

★売上高・・・前年同期比14%増の15.6億ドル(市場予想は15.5億ドル)

★1株当たり利益・・・16セント(市場予想は14セント)

決算総括

10-12月期(第4四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。

今後の株価見通し

13.50ドル超えから投資タイミングを図ることになろう。

エレクトロニック・アーツ[EA]決算:1株利益は2.83ドルで市場予想を下回る

エレクトロニック・アーツは、ビデオゲームのサードパーティ・パブリッシャーで、世界でも最大級の1社である。コンソール向けビデオゲームのパブリッシャーから、コンソール、パソコン(PC)、モバイル端末向けへとプラットフォームを拡大した。MaddenNFL、EA Sports FC(旧FIFA)、Battlefield、Apex Legends、Mass Effect、Dragon’s Age、Need for Speedなど、人気の高い多くのフランチャイズを有する。

出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.    

主要項目、第3四半期(10-12月期)実績

★売上高・・・前年同期比3.2%減の18.8億ドル(市場予想は19.8億ドル)

★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・2.83ドル(市場予想は2.88ドル)

決算総括

10-12月期(第3四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を下回った。

今後の株価見通し

当面値固めが予想される。

アドバンスト・マイクロ・デバイシズ[AMD]決算:1株利益は1.09ドルで市場予想と一致

アドバンスト・マイクロ・デバイシズは、PC、ゲームコンソール、データセンター、産業用、および自動車用途などの市場向けに様々なデジタル半導体を設計している。従来からの強みは、PCやデータセンターで使用される中央処理装置(CPU)、グラフィック処理装置(GPU)である。他にも、ソニーのPlayStationやマイクロソフトのXboxなど、著名なゲーム機に使用されるチップを供給している。2022年には、事業を多様化し、データセンターや自動車などの主要なエンドマーケットでの機会を拡大するために、FPGA(現場でプログラム可能な集積回路)のリーダー企業であるザイリンクスを買収した。

出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.    

主要項目、第4四半期(10-12月期)実績

★収入・・・前年同期比24%増の76.6億ドル(市場予想は75.4億ドル)

★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・1.09ドル(市場予想は1.09ドル)

決算総括

10-12月期(第4四半期)売上高は予想を上回り、調整済みEPSは予想と一致した。続く第1四半期売上高ガイダンスレンジは予想を上回った。

今後の株価見通し

上値は重く推移していく見通し。

アルファベット[GOOGL]決算:1株利益は2.15ドルで市場予想を上回る

アルファベットは、世界最大級のインターネット企業グーグルの持株会社である。収益の90%近くをGoogleサービス部門が占めており、そのうち85%以上がオンライン広告によるものである。Googleサービス部門のその他の収益は、Google PlayやYouTubeのアプリやコンテンツの販売のほか、Chromebook、Pixelスマートフォン、NestやGoogle Homeなどのスマートホーム製品などのハードウェアの販売によるものである。Googleクラウド部門のコンピューティング製品は、収益の10%強を占めている。アザー・ベッツ部門では、ライフサイエンス事業Verily、高速インターネット回線Google Fiber、自動運転車Waymoなど、ムーンショットと称される冒険的事業に投資している。

出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.    

主要項目、第4四半期(10-12月期)実績

★収入・・・前年同期比12%増の964.7億ドル(市場予想は966.2億ドル)

★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・2.15ドル(市場予想は2.13ドル)

決算総括

10-12月期(第4四半期)売上高は予想を下回り、調整済みEPSは予想を上回った。

今後の株価見通し

悪くない業績だが政治などに影響を受ける可能性も。

マッチ・グループ[MTCH]決算:1株利益は59セントで市場予想を上回る

マッチ・グループは、オンライン・デーティング製品を提供する。2015年から株式の80%を保有するIAC/インタラクティブコープの傘下にあったが、2020年にスピンオフされた。Tinder、Hinge、BLK、Chispa、Match.com、OkCupid、PlentyOfFish、Meeticなど様々なポートフォリオがある。45を超えるオンライン・デーティングのサイトやアプリを有し、収益の95%をユーザーフィーから、5%を広告収入から生み出している。

出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.    

主要項目、第4四半期(10-12月期)実績

★売上高・・・前年同期比4%増の8.60億ドル(市場予想は8.59億ドル)
★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・59セント(市場予想は55セント)

決算総括

10-12月期(第4四半期)売上高は予想とほぼ一致し、調整済みEPSは予想を下回った。

今後の株価見通し

当面底値模索の動きとなろう。