ISM非製造業景気指数

ISM（非）製造業景況感指数とは、全米供給管理協会（ISM＝Institute for Supply Management）が算出する非製造業の景況感を示す指数のひとつで、毎月第3営業日に発表されます。300社以上の（非）製造業の購買担当役員に対して、アンケート調査を実施し指数を算出します。

いずれも各質問に対し、1ヶ月前と比較して「良くなっている」、「同じ」、「悪くなっている」の三者択一の回答がなされ、その結果を集計して数値化しています。数値は0から100までで表され、「良くなっている」と「悪くなっている」の比率が同じ場合「50」となります。このため、50を景気の拡大・後退の分岐点としてみることが可能で、50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気後退を示唆するものとして読み取ることができます。

毎月発表される米国の主要指標の中で最も早い「ISM製造業景況感指数（毎月第1営業日発表）」とともに、米国の景気先行指標として注目されています。