2月決算企業の上期決算発表集計
小売り企業を中心とした2月決算企業の上期決算発表が9月下旬からスタートしています。先週も10日にトレジャー・ファクトリー(3093)やセブン&アイ・ホールディングス(3382)、アレンザホールディングス(3546)、竹内製作所(6432)、コーナン商事(7516)、松屋(8237)などが決算を発表しました。また、11日もスタジオアリス(2305)やTSIホールディングス(3608)、ヨンドシーホールディングス(8008)、リンガーハット(8200)などが決算を発表しています。
そのなかで決算発表を受けて株価が大きく上昇したのが竹内製作所です。円安に加え、海上運賃が想定を下回って推移していることなどにより、通期の営業利益の見通しを385億円から445億円に上方修正したことなどで、決算発表の翌日に株価が大幅高となりました。一方でセブン&アイ・ホールディングスは物価高を背景に海外コンビニ事業が低迷していることなどにより、通期の営業利益の見通しを5450億円から4030億円に下方修正し、増益予想が減益予想となったことで株価が下げ幅を広げる場面がありました。