上方修正で減益予想が一転して増益予想となった3月決算銘柄は

7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も8月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や値上げの浸透、生成AI(人工知能)向けの需要増、業務の効率化による採算の改善などにより想定を上回るスタートを切った企業も多いとみられ、そうしたなかで通期の業績予想の上方修正に踏み切った銘柄もありました。

そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから、上方修正で減益予想が一転して増益予想となった銘柄をピックアップしてみました。例えばファナック(6954)は景気減速で需要が低迷していた中国からの受注回復が見込まれることなどにより、1210億円とみていた通期の営業利益を1430億円に引き上げたことから、前期比で14%を超す減益予想が小幅な増益予想となっています。

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