2月決算企業の上期決算発表集計
小売り企業を中心とした2月決算企業の上期決算発表が先月下旬からスタートしていますが、当初は決算発表が始まったばかりということもあり決算を発表する企業も多くありませんでした。しかし、それも10月に入って本格化し先週後半も13日にはエスフーズ(2292)やいちご(2337)、竹内製作所(6432)、松屋(8237)、松竹(9601)などが決算を発表したほか、14日もドトール・日レスホールディングス(3087)やIDOM(7599)、リンガーハット(8200)、プレナス(9945)などが決算を発表しています。
そこで先週後半の決算発表をまとめてみると、決算発表を受けて株価が大きく上げたのが不動産運用のいちごで、商業施設やオフィスなどの販売用不動産の売却が好調で上期の営業利益が前年同期比で19.8%増となったことで決算発表翌日に株価が大幅高となり年初来高値を更新しています。また、竹内製作所も北米の住宅建設需要の高まりで小型建設機械の販売が好調で通期の営業利益の見通しを上方修正したことから株価が大きく上げています。