4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も新型コロナウイルスの感染拡大の影響で決算発表を6月以降に延期した一部企業を除いてほぼ終了となりました。その決算も新型コロナウイルスの感染拡大の影響で厳しいものとなりましたが、そうしたなかでも減益予想に反して増益を達成した銘柄も幾つかみられます。
そこで今回はTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に会社予想は減益見通しだったものの予想に反して増益で着地したものをピックアップしてみました。例えば5月13日に決算を発表した大成建設(1801)では2020年3月期の営業利益を小幅な減益と見込んでいましたが、土木事業での採算改善などもあり実績は9%を超す営業増益となっています。