ウォルト・ディズニー(DIS)は8月7日(火)引け後に決算発表する
ドロップボックス(DBX)は8月9日(木)引け後に決算発表する
エクソン・モービル(XOM)の決算は予想を下回った
シェブロン(CVX)の決算は予想を下回った
キャタピラー(CAT)の決算は、まちまちだった
ファイザー(PFE)の決算は売上高ガイダンスが下がった
プロクター&ギャンブル(PG)の決算は売上高が予想を下回った
アップル(AAPL)の決算は良かった
テスラ(TSLA)の決算は良かった
スクエア(SQ)の決算はEPSガイダンスが予想を下回った
プルーラルサイト(PS)の決算は良かった
シェイクシャック(SHAK)はガイダンスが予想を下回った

ウォルト・ディズニー(DIS)

ウォルト・ディズニー(ティッカーシンボル:DIS)は8月7日(火)引け後に決算発表します。

コンセンサス予想はEPSが$1.95、売上高が153.3億ドルです。

ちなみに5月に発表された同社の第2四半期(3月期)決算はEPSが予想$1.70に対し$1.84、売上高が予想141.1億ドルに対し145.5億ドル、売上高成長率は前年同期比+9.1%でした。

メディアネットワークス部門売上高は+3%の61億ドルでした。営業利益は-6%の21億ドルでした。

ケーブルネットワークの売上は+5%の43億ドルでした。営業利益は-4%の17億ドルでした。営業利益が下がった主因はBAMTech部門の赤字ならびにFreeformとESPNの不振によります。BAMTechが赤字なのはESPN+のサービス開始に向けて準備中だからです。

映画部門売上高は+21%の25億ドルでした。営業利益は+29%の8.47億ドルでした。

ウォルト・ディズニー(DIS)日足チャート

出所:トレードステーション

ドロップボックス(DBX)

ドロップボックス(ティッカーシンボル:DBX)は8月9日(木)引け後に決算発表します。

コンセンサス予想はEPSが6¢、売上高が3.3億ドルです。

ちなみに5月に発表された同社の第1四半期決算はEPSが予想5¢に対し8¢、売上高が予想3.09億ドルに対し3.16億ドル、売上高成長率は前年同期比+27.6%でした。

課金ユーザー数は1,150万人でした。ちなみに去年の同期は930万人でした。ユーザー単価は$114.30でした。前年同期は$110.79でした。

グロスマージンは61.9%でした。これは前年同期の62.3%より若干下がりました。ノンGAAPグロスマージンは74.2%でした。前年同期は63.5%でした。

第2四半期の売上高は予想3.25億ドルに対し、新ガイダンス3.28~3.31億ドルが提示されました。また第2四半期の営業マージンは9~10%というガイダンスが提示されています。

2018年の売上高は予想13.3億ドルに対し、新ガイダンス13.43~13.45億ドルが提示されました。

ドロップボックス(DBX)日足チャート
出所:トレードステーション

 

エクソン・モービル(XOM)

エクソン・モービル(ティッカーシンボル:XOM)の第2四半期決算はEPSが予想$1.27に対し92¢、売上高が予想716.6億ドルに対し735億ドル、売上高成長率は前年同期比+26.6%でした。

生産高は360万BOE/日、前年同期比-7%でした。

パーミアンならびにバーケンのシェールオイル生産高は25万バレル/日、前年同期比+30%でした。

精製マージンは世界的に拡大しました。需要の拡大、他社の精油所がメンテナンスで休止したことなどが原因です。

化学部門ではシンガポール、米国のプラントが貢献し53万トンの製品を販売しました。

エクソン・モービル(XOM)日足チャート
出所:トレードステーション

 シェブロン(CVX)

シェブロン(ティッカーシンボル:CVX)の第2四半期決算はEPSが予想$2.09に対し$1.78、売上高が予想466.2億ドルに対し422.4億ドル、売上高成長率は前年同期比+22.5%でした。

生産高は283万BOE/日でした。去年は278万BOE/日でした。新プロジェクトの立ち上がりが増産に寄与しました。

米国川上部門利益は8.38億ドルでした。去年は1.02億ドルの赤字でした。価格の上昇、資産評価損の計上が減ったこと、増産などが寄与しました。

海外川上部門利益は24.6億ドルでした。去年は9.55億ドルでした。原油価格の上昇が寄与しました。天然ガスの出荷ボリュームの増加も寄与しました。

米国川下部門利益は6.57億ドルでした。去年は6.34億ドルでした。

海外川下部門利益は1.81億ドルでした。去年は5.61億ドルでした。精製製品のマージンが圧迫されました。

シェブロン(CVX)日足チャート
出所:トレードステーション

キャタピラー(CAT) 

キャタピラー(ティッカーシンボル:CAT)第2四半期決算はEPSが予想$2.74に対し$2.97、売上高が予想140.9億ドルに対し140.1億ドル、売上高成長率は前年同期比+23.7%でした。

最終需要は引き続き拡大しており新規受注も順調、受注残はしっかり積み上がっています。建設機械は米国と中国でよく売れています。鉱業向け機械も良くなりつつあります。石油・天然ガス向け機器の受注が堅調でした。

2018年のEPSは予想$10.75に対し新ガイダンス$11~12が提示されました。

関税がこれまでのところ業績に与えた影響は軽微です。しかし下半期は関税絡みで1~2億ドル程度の素材コスト増を見込んでいます。2018年のEPSガイダンスはそれを考慮した数字になっています。

キャタピラー(CAT)日足チャート
出所:トレードステーション

ファイザー(PFE) 

ファイザー(ティッカーシンボル:PFE)の第2四半期決算はEPSが予想74¢に対し81¢、売上高が予想133億ドルに対し134.7億ドル、売上高成長率は前年同期比+4.4%でした。

2018年のEPSは予想$2.95に対し新ガイダンス$2.95~3.05が提示されました。旧ガイダンスは$2.90~3.00でした。売上高は予想542.5億ドルに対し新ガイダンス530~550億ドルが提示されました。旧ガイダンスは535~555億ドルでした。

ファイザー(PFE)日足チャート
出所:トレードステーション

プロクター&ギャンブル(PG)

プロクター&ギャンブル(ティッカーシンボル:PG)の第4四半期(6月期)決算はEPSが予想90¢に対し94¢、売上高が予想165.2億ドルに対し165億ドル、売上高成長率は前年同期比+2.6%でした。

オルガニックな売上高成長率は+1%でした。

2019年度のEPSは予想$4.39に対し新ガイダンス$4.35~4.56が提示されました。つまりEPS成長率は+3~8%ということになります。

2019年度の売上高は予想677.4億ドルに対し新ガイダンス668~675億ドルが提示されました。つまり売上高成長率は+0~1%ということになります。

プロクター&ギャンブル(PG)日足チャート
出所:トレードステーション

 アップル(AAPL)

アップル(ティッカーシンボル:AAPL)の第3四半期(6月期)決算はEPSが予想$2.18に対し$2.34、売上高が予想524.3億ドルに対し533億ドル、売上高成長率は前年同期比+17.3%でした。

第3四半期のグロスマージンは予想38.3%に対し38.3%でした。去年は38.5%でした。

個別では:

iPhone出荷:予想4,200万台、結果4,130万台、去年は4,100万台

平均販売単価は予想694ドルに対し724ドル

iPad出荷:予想1,120万台、結果1,150万台、去年1,140万台

Mac出荷:予想430万台、結果370万台、去年430万台

サービス収入は予想92億ドルに対し95.5億ドル

でした。

米州売上高+20%、欧州+14%、中国+19%、日本+7%、アジア太平洋+16%でした。

第4四半期売上高は予想594億ドルに対し新ガイダンス600~620億ドルが提示されました。

第4四半期グロスマージンは予想38.2%に対し新ガイダンス38~38.5%が示されました。ちなみに去年同期は37.9%でした。
 

アップル(AAPL)日足チャート
出所:トレードステーション

 テスラ(TSLA)

テスラ(ティッカーシンボル:TSLA)の第2四半期決算はEPSが予想-$2.82に対し-$3.06、売上高が予想39.3億ドルに対し40億ドル、売上高成長率は前年同期比+43.5%でした。

第3四半期と第4四半期は黒字転換すると会社側は見込んでいます。また営業キャッシュフローも黒字転換すると見ています。

設備投資計画は大幅に縮小しました。2018年の設備投資額は25億ドル以内に収める予定です。ちなみに去年の実績は34億ドルでした。

テスラ(TSLA)日足チャート
出所:トレードステーション

 スクエア(SQ)

スクエア(ティッカーシンボル:SQ)の第2四半期決算はEPSが予想11¢に対し13¢、売上高が予想3.68億ドルに対し3.85億ドル、売上高成長率は前年同期比+60.4%でした。

グロス・ペイメント・ボリューム(GPV)は214億ドル、前年同期比+30%でした。

第3四半期のEPSは予想13¢に対し新ガイダンス8~10¢が提示されました。売上高は予想3.9億ドルに対し新ガイダンス4.07~4.12億ドルが提示されました。

2018年のEPSは予想46¢に対し新ガイダンス42から46¢が提示されました。売上高は予想14.9億ドルに対し新ガイダンス15.2~15.4億ドルが提示されました。

スクエア(SQ)日足チャート
出所:トレードステーション

 プルーラルサイト(PS)

プルーラルサイト(ティッカーシンボル:PS)の第2四半期決算はEPSが予想-28¢に対し-21¢、売上高が予想5,083万ドルに対し5,360万ドル、売上高成長率は前年同期比+37.8%でした。

請求額は6,530万ドル、前年比+42%でした。うち法人請求額は5,460万ドル、前年比+52%でした。

第3四半期のEPSは予想-16¢に対し新ガイダンス-14から-13¢が提示されました。売上高は予想,462万ドルに対し新ガイダンス5,700~5,800万ドルが提示されています。

2018年のEPSは予想-76¢に対し、新ガイダンス-68から-65¢が、売上高は予想2.16億ドルに対し新ガイダンス2.22~2.25億ドルが提示されています。

プルーラルサイト(PS)日足チャート
出所:トレードステーション

 

シェイクシャック(SHAK)

シェイクシャック(ティッカーシンボル:SHAK)の第2四半期決算はEPSが予想18¢に対し29¢、売上高が予想1.11億ドルに対し1.16億ドル、売上高成長率は前年同期比+27.4%でした。

既存店売上比較は+1.1%でした。

2018年の売上高は予想4.52億ドルに対しこれまでのガイダンス4.46~4.5億ドルが堅持されました。また既存店売上比較は0%から1%で推移すると予想しています。今年度中に32~35の国内店舗を、16~18のライセンス店舗をオープンする予定です。
 

シェイクシャック(SHAK)日足チャート
出所:トレードステーション