このレポートのまとめ
1. バンク・オブ・アメリカ(BAC)は10月15日(月)寄付き前に決算発表する
2. ゴールドマン・サックス(GS)は10月16日(火)寄付き前に決算発表する
3. ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は10月16日(火)寄付き前に決算発表する
4. モルガン・スタンレー(MS)は10月16日(火)寄付き前に決算発表する
5. ユナイテッドヘルス・グループ・グループ(UNH)は10月16日(火)寄付き前に決算発表する
6. CSX(CSX)は10月16日(火)引け後に決算発表する
7. IBM(IBM)は10月16日(火)引け後に決算発表する
8. フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)は10月18日(木)寄付き前に決算発表する
9. アメリカン・エキスプレス(AXP)は10月18日(木)引け後に決算発表する
10. アトラシアン(TEAM)は10月18日(木)引け後に決算発表する
11. インテューイティブ・サージカル(ISRG)は10月18日(木)引け後に決算発表する
12. ペイパル・ホールディングス・ホールディングス(PYPL)は10月18日(木)引け後に決算発表する
13. プロクター・アンド・ギャンブル(PG)は10月19日(金)寄付き前に決算発表する
バンク・オブ・アメリカ(BAC)
バンク・オブ・アメリカ(ティッカーシンボル:BAC)は10月15日(月)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが62¢、売上高は227.2億ドルです。
ちなみに7月に発表された同行の第2四半期決算はEPSが予想57¢に対し63¢、売上高が予想224.9億ドルに対し226億ドル、売上高成長率は前年同期比-0.9%でした。
純金利収入は前年同期比+6%の117億ドルでした。金利の上昇と融資ならびに預金の増加が寄与しました。
グローバル・マーケッツ部門売上高は+7%でした。うちセールス&トレーディングは+6%の34億ドルでした。債券部は±0%の21億ドル、株式部は+19%の13億ドルでした。
エフィシェンシー・レシオは249bp改善し59%でした。
貸倒引当金は1.01億ドル積み増しの8.27億ドルでした。貸付残高は+5%の8,720億ドルでした。
株主資本利益率は300bp改善し10.8%でした。有形自己資本利益率(ROTCE)は428bp改善し15.2%でした。総資産利益率は27bp改善し1.17%でした。
一株当たりブックバリューは$23.07でした。
ゴールドマン・サックス(GS)
ゴールドマン・サックス(ティッカーシンボル:GS)は10月16日(火)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが$5.43、売上高が84.8億ドルです。
ちなみに7月に発表された同社の第2四半期決算はEPSが予想$4.65に対し$5.98、売上高が予想87.4億ドルに対し94億ドル、売上高成長率は前年比+19.2%でした。
投資銀行部門売上高は前年比+18%の20.5億ドルでした。内訳はアドバイザリーが+7%の8.04億ドル、引受けが+27%の12.4億ドルでした。M&Aならびに株式引受けランキングがNo.1でした。
インスティチューショナル・クライアント・サービス部門売上高は前年比+17%の35.7億ドルでした。うち債券為替コモディティー売上高は前年比+45%の16.8億ドルでした。コモディティー、金利、クレジット商品が好調でした。株式部門売上高は±0%の18.9億ドルでした。
運用部門売上高は+20%の18.4億ドルでした。
株主資本利益率は12.8%、有形自己資本利益率は13.5%でした。コモン・エクイティー・ティア1キャピタル・レシオは12.6%でした。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
ジョンソン・エンド・ジョンソン(ティッカーシンボル:JNJ)は10月16日(火)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが$2.03、売上高が200.4億ドルです。
ちなみに7月に発表された同社の第2四半期決算はEPSが予想$2.07に対し$2.10、売上高が予想203.9億ドルに対し208.3億ドル、売上高成長率は前年比+10.6%でした。
世界の消費者向け売上高は前年比+0.7%の35億ドルでした。うち為替効果は+1.1%でした。
2018年度のEPSは予想$8.12に対し新ガイダンス$8.07~$8.20が提示されました。売上高は予想813.7億ドルに対し新ガイダンス805~813億ドルが提示されました。
モルガン・スタンレー(MS)
モルガン・スタンレー(ティッカーシンボル:MS)は10月16日(火)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが$1.04、売上高が96.1億ドルです。
ちなみに7月に発表された同社の第2四半期決算はEPSが予想$1.10に対し$1.30、売上高が予想100.5億ドルに対し106.1億ドル、売上高成長率は前年同期比+11.6%でした。
インスティチューショナル・セキュリティーズ部門売上高は前年同期比+18.8%の57億ドルでした。このうち投資銀行部門売上高は前年同期比+21.4%の17億ドルでした。M&Aフィーは前年同期比+22.6%の6.18億ドルでした。株式引受けは前年同期比+33.6%の5.41億ドルでした。債券引受けは前年同期比+7.1%の5.4億ドルでした。一方セールス&トレーディング部門売上高は前年同期比+18.8%の38億ドルでした。うち株式売上高は+13.6%の25億ドル、債券売上高は+16.6%の14億ドルでした。
ウエルス・マネージメント部門売上高は前年同期比+2.3%の43億ドルでした。
コンペンセーション費用は46億ドルでした。これは去年同期の43億ドルから増加しました。その他費用は29億ドルでした。これは去年同期の26億ドルから増加しました。
エフィシェンシー・レシオは71%でした。ちなみに去年同期は72%でした。
同社は四半期配当をこれまでの25¢から30¢に引き上げます。また2018年第3四半期より新しい自社株買戻しプログラム47億ドルを開始します。そのプログラムは2019年第2四半期に終了します。
株主資本利益率は13.0%でした。有形自己資本利益率は14.9%でした。
ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)
ユナイテッドヘルス・グループ(ティカーシンボル:UNH)は10月16日(火)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが$3.29、売上高が563.2億ドルです。
ちなみに7月に発表された同社の第2四半期決算はEPSが予想$3.04に対し$3.14、売上高が予想561億ドルに対し560.9億ドル、売上高成長率は前年同期比+12.1%でした。
2018年のEPSは予想$12.63に対し新ガイダンス$12.5~12.75が提示されました。また営業キャッシュフローは155億ドルを見込んでいます。
CSX(CSX)
CSX(ティッカーシンボル:CSX)は10月16日(火)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが92¢、売上高が30.1億ドルです。
ちなみに7月に発表された同社の第2四半期決算はEPSが予想87¢に対し$1.01、売上高が予想30億ドルに対し31億ドル、売上高成長率は前年同期比+5.8%でした。
総費用は前年同期比-8%、リストラ・チャージを除いた比較では-2%でした。
修正営業利益は前年同期比+20%でした。
輸送量は+2%でした。内訳はマーチャンダイズが-1%、石炭が+7%、複合輸送が+2%でした。値上げは+4%でした。
化学製品が好調でした。自動車は軽トラックの搬送が多かったです。住宅建設の好調で材木の積荷が多かったです。肥料は顧客の工場閉鎖の影響で減少しました。輸出市場向け石炭が好調でした。
同社のオペレーティング・レシオは58.6%で、これは過去最高でした。
2018年度の売上高ガイダンスは、予想+3%に対し+5%前後が提示されました。
IBM(IBM)
IBM(ティッカーシンボル:IBM)は10月16日(火)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが$3.40、売上高が190.6億ドルです。
ちなみに7月に発表された同社の第2四半期決算はEPSが予想$3.04に対し$3.08、売上高は予想198.5億ドルに対し200億ドル、売上高成長率は前年同期比+3.7%でした。
戦略的に重要な部門の過去12ヵ月の売上高は390億ドルに達しました。これはその前の12ヵ月に比べて+15%でした。
クラウド関係の売上高は過去12ヵ月で185億ドルに達しました。これはその前の12ヵ月に比べて+23%でした。
SaaS関連の今期の売上高を年率換算すると111億ドルになり、これは前年同期比+26%でした。
2018年のEPSは予想$13.78に対しこれまでのガイダンス$13.80が堅持されました。また通年でのフリー・キャッシュフローは120億ドルになると見込んでいます。
フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)
フィリップ・モリス・インターナショナル(ティッカーシンボル:PM)は10月18日(木)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが$1.28、売上高が71.6億ドルです。
ちなみに7月に発表された同社の第2四半期決算はEPSが予想$1.23に対し$1.45、売上高が予想75.3億ドルに対し77.3億ドル、売上高成長率は前年同期比+11.7%でした。
シガレットならびに加熱タバコ出荷数は+0.9%の2,017億本でした。うちシガレットは-1.5%の1,907億本、加熱式タバコは+73.0%の110億本でした。
2018年通年のEPSは予想$5.14に対し、新ガイダンス$5.02~5.12が提示されました。これは旧ガイダンス$5.15~5.30より下がりました。
アメリカン・エキスプレス(AXP)
アメリカン・エキスプレス(ティカーシンボル:AXP)は10月18日(木)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが$1.77、売上高が100.4億ドルです。
7月に発表された同社の第2四半期決算はEPSが予想$1.81に対し$1.84、売上高が予想100.5億ドルに対し100億ドル、売上高成長率は前年同期比+9.0%でした。
グローバル・コンシュマー・サービス部門の純利益は前年比+25%の7.7億ドルでした。
グローバル・コマーシャル・サービス部門の利益は前年比+18%の5.64億ドルでした。
グローバル・マーチャント&サービス部門の利益は前年比+14%の5.43億ドルでした。
貸倒引当金は前年比+38%の5.83億ドルでした。これは会社側の予想に一致しました。
カード・メンバー当り支出は+10%でした。また今期290万の新しいカードを獲得しました。
2018年のEPSは予想$7.24に対し、これまでのガイダンス$6.90~7.30が維持されましたが、たぶんその「上の方」になるだろうとコメントされました。また2018年の売上高は去年に比べて少なくとも+9.0%になるだろうというガイダンスが示されました。ちなみに古いガイダンスは+8.0%でした。
アトラシアン(TEAM)
アトラシアン(ティッカーシンボル:TEAM)は10月18日(木)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが19¢、売上高は2.60億ドルです。
ちなみに7月に発表された同社の第4四半期(6月期)決算はEPSが予想12¢に対し13¢、売上高が予想2.33億ドルに対し2.44億ドル、売上高成長率は前年比+39.9%でした。
第1四半期のEPSは予想15¢に対し新ガイダンス19¢が、売上高は予想2.52億ドルに対し新ガイダンス2.58~2.6億ドルが提示されました。
2019年度のEPSは予想66¢に対し新ガイダンス77¢が、売上高は予想11.1億ドルに対し新ガイダンス11.46~11.54億ドルが提示されています。
また同社はSlackと戦略的業務提携を発表しています。アトラシアンは現在StrideとHipchatというリアルタイム・コミュニケーション・サービスを提供しています。Slackを加えることでアトラシアンはこれらの旧サービスを廃止します。StrideならびにHipchatのインテレクチュアル・プロパティーズはSlackに継承されます。
インテューイティブ・サージカル(ISRG)
インテューイティブ・サージカル(ティッカーシンボル:ISRG)は10月18日(木)引け後に決算発表します。 コンセンサス予想はEPSが$2.65、売上高が9.15億ドルです。 ちなみに7月に発表さえた同社の第2四半期決算はEPSが予想$2.49に対し$2.76、売上高が予想8.77億ドルに対し9.09億ドル、売上高成長率は前年同期比+19.8%でした。 今期の「ダビンチ」出荷台数は220でした。ちなみに去年の第2四半期は166台でした。
ペイパル・ホールディングス(PYPL)
ペイパル・ホールディングス(ティッカーシンボル:PYPL)は10月18日(木)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが54¢、売上高が36.6億ドルです。
ちなみに7月に発表された同社の第2四半期決算はEPSが予想56¢に対し58¢、売上高が予想38.1億ドルに対し38.6億ドル、売上高成長率は前年同期比+23.0%でした。
新規口座は+18%の770万口座でした。
支払いトランザクション数は+28%の23億トランザクションでした。
トータル・ペイメント・ボリューム(TPV)は+29%の1,390億ドルでした。
口座当たりトランザクション数は35.7回でした。
第3四半期のEPSは予想54¢に対し新ガイダンス53~55¢が提示されました。売上高は予想37.1億ドルに対し新ガイダンス36.2~36.7億ドルが提示されました。
2018年のEPSは予想$2.34に対し新ガイダンス$2.32~2.35が、売上高は予想153.9億ドルに対し新ガイダンス153~155億ドルが提示されました。
プロクター・アンド・ギャンブル(PG)
プロクター・アンド・ギャンブル(ティッカーシンボル:PG)は10月19日(金)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想はEPSが$1.10、売上高が165.3億ドルです。
ちなみに7月に発表された同社の第4四半期(6月期)決算はEPSが予想90¢に対し94¢、売上高が予想165.2億ドルに対し165億ドル、売上高成長率は前年同期比+2.6%でした。
オルガニックな売上高成長率は+1%でした。
2019年度のEPSは予想$4.39に対し新ガイダンス$4.35~4.56が提示されました。つまりEPS成長率は+3~8%ということになります。
2019年度の売上高は予想677.4億ドルに対し新ガイダンス668~675億ドルが提示されました。つまり売上高成長率は+0~1%ということになります。