NYダウ: 22118.42  △25.61 (8/7)
NASDAQ: 6383.77  △32.21 (8/7)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

1.概況
米国市場は先週末の堅調な地合いを引き継ぎ上昇し、ダウ平均とS&P500株価指数が史上最高値を更新しました。午前中は小幅に下げる場面もあったダウ平均ですが、底堅さをみせると午後は小幅高で堅調に推移しました。結局ダウ平均は25ドル高の22,118ドルと10日続伸となり9日連続で史上最高値を更新して取引を終えています。また、S&P500株価指数も4ポイント高の2,480ポイントと続伸し7月26日に付けた史上最高値を更新しています。さらにハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も32ポイント高の6,383ポイントと続伸しました。

2.経済指標等
6月の米消費者信用残高は前月比123億9739万ドル増の3兆8558億1652万ドルとなり市場予想を下回っています。

3.業種別動向
業種別S&P500株価指数は全11業種のうち生活必需品や情報技術、公益事業などの7業種が上げました。一方でエネルギーや金融などの4業種が下げています。

4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄ではアップル(AAPL)とボーイング(BA)が1%を超える上昇となり上場来高値を更新しました。ゴールドマン・サックス(GS)も1%を上回る上昇となり、アップルとボーイング、ゴールドマン・サックスの3銘柄でダウ平均を55ドル程度押し上げています。一方で航空機部品のロックウェル・コリンズ(COL)の買収を検討していると伝わったユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)が買収による財務負担が懸念され2%以上下げ、ダウ平均構成銘柄で下落率トップとなっています。ダウ平均構成銘柄以外では増収決算を発表した食肉のタイソン・フーズ(TSN)が大幅高となったほか、ホテルチェーン大手のマリオット・インターナショナル(MAR)と提携すると発表したアリババ集団(BABA)も大きく上げています。

5.為替・金利等
長期金利は0.01%低い2.25%となりました。ドル円は引き続き110円台後半で推移しています。

【VIEW POINT: 今日の視点】
昨日の米国市場でダウ平均とS&P500株価指数が史上最高値を更新したものの、小幅な上昇に止まったことから本日の日本市場は小動きでのスタートが予想されます。こうしたなか日経平均は20,000円台で方向感に乏しい展開となりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)