「朋あり遠方より来たるまた楽しからずや」-昨日は、仕事とは関係のない分野で

親しくなった、或るアメリカ人と御飯を食べました。この人は随分偉い人で、最初は取っつきにくいなぁと思っていたのですが、何回か食事をしているうちに徐々に打ち解け合い、今では本当に親しい仲になりました。彼は欧米の様々な要人と個人的親交があって、話を聞いていると驚くことが多いのですが、親しい付き合いというものは、そういうこととは無関係に、どこかで"合う合わない"という相性とか、価値観が共有出来るとかが、その関係を成り立たせる要因だと思います。

いずれにしても昨晩もまた、本当に楽しい会話に明け暮れたのでした。ディナーが終わり、「さて今日はどっちが払う番だっけ?」と彼が聞きました。お互い順番に払うことにしているのです。ところが番を思い出せなかったので、私がジャンケンで決めることを提案しました。5回戦。最初は私が勝ったのですが、ルールを完全に理解していなかった可能性があったのでそれはナシにし、ルールをもう一回良く説明してからもう一度5回戦をしたら彼が勝ちました。そこで私が払おうとすると、「これはただのランダムな運でつまらない」云うので、それならばと私が新しいルールを提案しました。グーで勝てば1点。チョキで勝てば2点。パーで勝てば5点。これで5回戦をして、点数の多い方が勝ちと。これは中々面白かったです。勝負の行方は内緒ですが、我々的には勝った方も負けた方も、楽しくディナーを終えたのでした。

「朋あり遠方より来たるまた楽しからずや」-真理ですね!