小保方晴子さんらが作成に成功したSTAP細胞。天地がひっくり返る驚きとはこういうことを云うのでしょう。iPS細胞は遺伝子を組み込んで作成しますが、STAP細胞は細胞を弱酸性の溶液に入れてストレスを与えるだけで万能細胞になってしまうという驚愕の細胞とそのプロセスです。生物学が根底からひっくり返っていくのでしょう。進化論もすっ飛ぶような話です。

今までの全ての生物学を天動説とし、STAP細胞は地動説に繋がる発見とも云えるでしょうか。有機の海から生物が生まれ、しかもそれがいずれ言語能力を持つことは、確率的に考えて地球の歴史の長さ(短さ)からは考えにくく、宇宙から彗星に乗ってウイルスという形で遺伝子コードが来たと考えるべきだ-と云うのがパンスペルミア説、この場合進化論が天動説でパンスペルミア説が地動説となる訳ですが、STAP細胞によって進化論でも今の人類にまで到達することが可能になる、即ち進化論の復権なのでしょうか?或いはSTAP細胞になれるような遺伝子コードがやはり宇宙から飛んできたのでしょうか?

浅学の私には分かりません。しかし生物学どころか哲学、宇宙論にまで影響を与えそうな凡人には訳の分からない強烈な大発見です。凄い。ただただ凄い。しかしそれを女性だとか若いだとか私学だとか、そんなことばかり報道する日本のマスコミは一体全体どうなっているのでしょうか?こちらはこちらでアンビリーバブルなのでした。

ところで今日はマネックスグループ(株)が第3四半期の業績発表を行いました。かなり中身のあるいい内容だと思っています。凡人ながらがむしゃらに頑張ります!