太宰府天満宮の飛梅が開花したそうです。さだまさしの飛梅はいい歌だけど暗いですが、春は本来なべて明るいものです。昨日のつぶやきを「もうすぐ春ですね」と結びましたが、その時は頭で考えただけでまだ感じていなかったのですが、本当に春は近付いて来てますね。昨晩も、当社のアメリカ兄弟会社のメンバーとそれなりのサイズの飲み会というかレセプションをしたのですが、終わった後にふらふらと街を歩いてもう一杯やりにいき、店の前でテーブルが用意されるのを待っている時、顔から首筋にあたる風が冷たくないのを知りました。
前にも書いたことがありますが、春は「張る」。木の枝の中や土の中に、既につぼみや芽が生長していて、今にも外に飛び出さんと「張って」いる状態を云うのです。マーケットの中には今、何が張っているでしょうか。ボラティリティが上がって見えにくくなっていますが、アメリカの金融緩和の縮小は、景気が良くなっていることが背景であり、その結果新興国のマーケットが崩れるというのは、どこか本末転倒だと思います。日米の景気とマーケットは、まだこれからが春ですよね。