無事マネックスグループの株主総会が終わりました。355名の株主の方々が出席され、1時間51分掛けて、11人の株主の方々からの御質問に丁寧に答え、議論をし、採決を致しました。議決権行使状況はマネックスグループのホームページに掲載されますので、御興味のある方は御確認下さい。

マネックスグループは取締役数を9名とし、うち5名を、即ち過半数を社外取締役、しかもそのうち4名は独立取締役としました。社内取締役4名中一名はアメリカ人です(注:○○人という表現は日本以外の多くの地域に於いては案外意味が不透明ですが、彼は血統的にはユダヤ人、コロンビア生まれで小学生か中学生の頃から主にアメリカ育ち、パスポートはコロンビアとアメリカの両方持っていたと思うのですが、ザックリ云うとアメリカ人です)。日本の上場企業としてはかなり先進的な形だと思いますが、そんな新しい体制で、マネックスグループ(株)を中心とする当グループの新しいコーポレートイヤーが始まりました。総会での質疑応答のサマリーもいずれマネックスグループのホームページに掲載する予定なので、こちらも御興味のある方は御覧下さい(暫く日数は掛かります)。

しかしいつまでも総会のことばかり書いていても仕方がないので、何か書くべきことがないかと周りを見渡すに、中々ネタがなくて困ります。マーケットの状況は今ひとつ。政局は色々ありそうですが先ずは明日の国会を見ないと何とも云えないでしょう。東京の天候はどんよりとしていてパッとしません。新聞記事によると全国の消費者物価は緩やかに上昇しているが東京都だけ下落しているとのこと。オフィスから見下ろせる道路も随分空いています。東京は供給システムが充実しすぎていて、デフレ状況から抜けにくいのでしょう。

早々に天気も夏に一気に向かい、それが様々な需要を生み、消費税問題も道筋がつき、政局も単純に安定化することはないでしょうが何かしらの方向でスッキリしていくことを願うばかりです。