昨日或る会合に出た時の感想。感想と云うと軽く聞こえますが、深く、強く信じるに至った或る考え。人は専門外のことは分からない、と云うこと。こう書くとあまりにも簡単で、当たり前のことのように聞こえますが、これはとっても大切なことだと考えます。
昨日の会合の中身については多くを語りませんが、要は専門外のことについては、人は悪気なく無邪気に知らないのです。このような場合には、知ってる人がカバーしなければいけません。会議体や会社の仕組みは、そのようなことが可能なように作られています。或いは作らねばなりません。
翻って考えるに、会社ニッポンの取締役とも云うべき大臣の方々はどうでしょうか?ちゃんと専門家が就いているでしょうか?これほどの要職である以上、知らないけれどもカバーしてもらう、と云うのではいけないと思うのですが。「人は専門外のことは分からない」-このことを肝に銘じなければいけないと心底思ったのでした。