昨日、日本語人と英語人について書きましたが、英語人の最たる例がオバマ大統領だと思います。約23時間日本に滞在した中で、世界中で最も多くの人に伝えられ、そして読まれた内容は、首相との会談でも天皇陛下との会食の内容でもなく、英語で書かれ話された、あの演説でしょう。恐らくオバマ大統領は、最初からそれを意識していたのではないでしょうか。
サントリーホールで演説する時、その先に意識したのは、ホール内の招待客や日本人・日本語人ではなく、世界の英語人だったのではないでしょうか。オバマ大統領のスピーチ原稿は、その素晴らしさに定評があります。未だ時間がなくて全部は読んでいないのですが、英語の勉強としても、説得力のある話し方の勉強としても、とても有効な題材でしょう。日本語ではもちろん読みましたが、英語でも早いうちに、しっかりと読み込みたいと思います。