例年、鮎解禁と云うと6月1日ですが、高津川では今日、鮎が解禁されました(昨年は6月1日)。鮎が解禁されると「夏が来た!」と感じます。あの味、香り、一緒に付いてくる笹の葉の緑、鮎を食べ始める頃の街の空気感、全てが初夏を彷彿とさせるものです。

5月中の鮎解禁とはちょっと意外な感じですが、鮎の解禁日は各地の漁協が、それぞれの年の鮎の生育状況などを勘案して決めるようです。暖冬だったので鮎の生育が早かったのでしょうか。鮎の解禁が早まることについて、うまい表現を見つけました。これは或る鮎屋さんのお客様が書かれた文章の一部です。
「今年は、花が早かったから、鮎解禁も早まるであろう。」

-うまい!水温の温かさ自体が発育を促進する。温かめの水の中では苔や草が育ちやすく、それを食べて育つ鮎に香りがつくのが早まり、結果解禁も早められる。メカニズムはそう云うことでしょうが、それを見事なヴィジュアルと共に、かつ叙情的に表現されています。さぞかし鮎好きの方なのでしょう。美しい言葉は、味をも豊かにするに違いありません。

美味しいものを食す時は、添える言葉も大切にしたいですネ!