長時間のフライトの前に16時間の空腹期間を設ければ時差ボケを避けられる可能性があると、米ハーバード・メディカルスクールの研究チームが発表したそうです。
なんと!体内時計の時差調整は本来1週間位掛かるのだそうで、然しながら動物(哺乳類)たる人間は、空腹になると、先ずは食べ物を見つける迄は起きていると云うことを優先するために、第2の体内時計が動き始め、そちらが通常の体内時計に勝つために、時差ボケを克服できるのではないか、とのことです。むむむ。
この研究をしたクリフォード・サパー博士(因みにサパーはSaperと云う綴りで、食事のSupperとは違います)は、例えば米東海岸から日本に行くには11時間程掛かりますが、機上で敢えて一切食べずに、日本に着陸したらすかさず食べれば、時差ボケを超えられる筈であると、そして今度自分が日本に行く時には是非試してみたいと、そう云ってるようです。これはかなり気になります。この間のIRトリップの前に知っていれば試したのに!
しかし食べ物との関係で時差ボケをコントロールすると云うのは、なんとなく腑に落ちる気がします。次回長時間フライトに乗る時には、機上の映画&ワインの誘惑に勝てるか若干自信がありませんが、きっと試してみたいと思います。