今日は忙しい日でした。業務連絡みたいになってしまって恐縮ですが、どんな塩梅なのかちょっと御紹介を。先ずは朝から取締役会。議案の数はなんと18!(ウルトラマンみたいですな)しっかりと意味のある深い審議をしなくてはならず、一方で時間は無尽蔵にある訳でもなく、議事進行は中々神経とエネルギーを使うものです。当グループの取締役会は、予め答えの決まっている出来レースではありません。様々な意見が出て、実際に内容が変更されたり修正されながら決議が進んでいきます。取締役会の日の午後に各種公表を行うので、取締役会後の対応も大変です。

当社の親会社であるマネックス・ビーンズ・ホールディングスが、本日午後3時に公表し、ホームページ上に記載したものだけでも、以下の8つがあります。
1.平成20年3月期 第3四半期財務・業績の概況
2.平成20年3月期 第3四半期決算説明資料
3.北京駐在員事務所開設に関するお知らせ
4.マネックス・ユニバーシティにおける
     投資運用理論にかかる研究の開始について
5.自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ
6.商号変更に関するお知らせ
7.組織改定および人事異動のお知らせ
8.子会社(マネックス証券)の組織改定および人事異動のお知らせ

これらの内容を、社内に於いても周知する必要があり、その為の作業もしなければいけません。
それから東京証券取引所で記者会見。更に夕方から国内機関投資家向けのコンフェランスコール(業績説明会)。そして最後に深夜11時から、海外機関投資家向けコンフェランスコール。それでようやく、長い一日が終わりますむぅ。
流石に飲みに行く気も失せるようなスケジュールです。しかしきちんと決定し、正確に説明しなければいけません。商号変更とは、マネックス・ビーンズ・ホールディングスを、マネックスグループと云う社名に変えるものです。同時にビーンズ・スカラシップと云う、当グループ社員の人材育成を目的とした海外(アメリカと中国)留学制度の創設も決定しました。(マネックス・ビーンズ・ホールディングスの)北京駐在員事務所の開設−海外展開、特に中国でのビジネスチャンスの追求は、限りない可能性を秘めたもので、今からワクワクします。

マネックス・ユニバーシティでの投資運用理論研究と云うのは、我々が社内で「知のインフラ」プロジェクトと呼んでいるものの一環です。私たちのビジネスは優れた機械インフラを創ると云う第1ステージ、広範な商品サービスインフラ(ラインナップ)を創ると云う第2ステージを超えて、
「では一体私は何をしたらいいのだ?」と云う質問に答えられる知性を有した「知のインフラ」で競う第3ステージに入っていくべきであると、私たちは考えています。あー、やることが一杯だ。大変だ。でも楽しい。これからも頑張ってモロモロに取り組んでいきますので、よろしくお願いします。