日本は減点法、アメリカは加点法。そんな差があると云ったら、大袈裟でしょうか?少なくともアメリカに於いては、いい点と悪い点を併せて評価しようとすると思うのですが、日本では基本的に減点法的な考えが蔓延している気がします。これは投資に対するスタンスにも見て取れますし、金融に関係のない分野でも、マスコミの論調や世間の風潮に、同様のものを感じます。何でもアメリカがいい訳では毛頭ありません。
しかしマーケットや経済は、「センチメント」の影響が多大であることが分かっていますから、減点法的な思考は、ハッキリ云って損だと思います。私はそもそも陽気で明るい性格ですが、それでもうっかり回りの雰囲気に影響されてしまうことがあります。それは危険です。大切なことは昼間に決める。楽観を基本に考える。これからも努めて明るくやっていきたいと思います。