【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 48,218.25  △301.68 (4/13)
NASDAQ: 23,183.74  △280.84 (4/13)

1.概況

米国市場は3指数が揃って上昇しました。トランプ米大統領がイラン側と接触したことを明らかにしたことで和平への期待が広がったことが株価を支えました。しかし、ホルムズ海峡をめぐっては引き続き対立が続いており、予断を許さない状況が続いています。

ダウ平均は198ドル安の47,718ドルで取引を開始しました。寄付き直後の日本時間22時33分には410ドル安の47,505ドルでこの日の安値をつけました。その後は上昇が続き、引け直前の日本時間4時59分に304ドル高の48,221.37ドルでこの日の高値をつけました。最終的には301ドル高の48,218ドルで取引を終えました。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は280ポイント高の23,183ポイントで9日続伸となりました。S&P500株価指数は69ポイント高の6,886ポイントで反発しました。小型株で構成されるラッセル2000は39ポイント高の2,670ポイントで反発しました。

2.経済指標等

3月の米中古住宅販売件数は市場予想通りの400万件となりました。

3.業種別動向

S&P500の業種別株価動向では、全11業種のうち9業種で上昇しました。金融が1.7%高となりました。情報技術も同様に1.7%高、一般消費財・サービスが0.9%高で続きました。一方で、公益事業が1.2%安、生活必需品が1.0%安となりました。

4.個別銘柄動向

ダウ平均構成銘柄は30銘柄中18銘柄が上昇しました。6日ぶりの反発となったセールスフォース[CRM]が4.8%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。マイクロソフト[MSFT]が3.6%高、アメリカン・エキスプレス[AXP]が3.3%高で続きました。一方で、12銘柄が下落し、決算発表で債券のトレーディング収益が低調だったことが嫌気されたゴールドマン・サックス[GS]が1.9%安、ウォルマート[WMT]が1.7%安となりました。

ダウ平均構成銘柄以外では、オラクル[ORCL]が新版Aconex機能の発表やイベントでの公益事業者向けのAI機能の一部をアピールしたことで12.7%高となりS&P500株価指数トップの上昇率となりました。また、フラッシュメモリ半導体のサンディスク[SNDK]は来週ナスダック100指数の構成銘柄に新規採用されることが発表され、11.8%高となりました。

5.為替・金利等

長期金利は前日比0.03%低い4.29%となりました。14日朝のドル円は159円台前半で推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

米国主要指数は3指数揃って続伸しました。引き続きイラン情勢に大きく左右される市場となり今後も停戦合意の行方やホルムズ海峡の混乱が終息するかが焦点となります。また、ゴールドマン・サックス[GS]がダウ平均構成銘柄で下落率トップとなりました。今夜も金融大手のジェイピー・モルガン・チェース[JPM]やシティグループ[C]の決算発表が注目されます。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)