BTC(ビットコイン)のドル建て価格は、月足ベースで3ヶ月連続の陰線を出現させたまま四半期をクローズしました。このような動きは2022年以来であり、テクニカル的に見ても明らかに長期トレンドの転換、あるいは本格的な調整局面入りを示唆していると考えられます。
そのため、2026年は強気一辺倒の相場ではなく、中長期的には調整を挟みながら推移する一年として想定しておいた方がよいでしょう。ただし、今回のBTC米ドル建てのサイクルにおいて高値を付けたのは2025年10月6日であり、過去の値動きやサイクルを踏まえると、2026年9月前後にかけて大底を形成する可能性が高いとみています。
つまり、意外にも大きな買い場はそれほど遠くないと考えます。短期的な値動きに一喜一憂するよりも、1月からコツコツと時間分散で買い向かう戦略が有効でしょう。
BTC(ビットコイン)の目先は1500万円が最初のターゲット
2026年1月相場は調整戻しとして反発上昇しやすい地合いに
BTC/JPYの日足チャートを見ると、現在は1500万円のレジスタンスラインに向けて上昇している局面です。4ヶ月連続で月足陰線が出現するケースは非常にまれであり、統計的にも2026年1月は陽線で終わる可能性が高いと考えています。
2025年12月下旬の値動きを振り返ると、下値の堅さが目立っており、売り圧力が一巡した印象があります。そのため、2026年1月相場は調整戻しとして反発上昇しやすい地合いとみています。
上値の目安としては、まずSMA90(水色)が推移する水準が意識され、その先にはSMA200(橙)が位置する1600万円付近が次のターゲットになります。米ドル/円相場の上昇も追い風となれば、1月中にこの水準に到達する可能性も十分にあるでしょう。
また、MACDも0.00ラインを上抜けて陽転しそうなポイントに差し掛かっており、テクニカル分析の観点からもポジティブなシグナルが点灯しつつあります。
短期足では上昇トレンド開始を示唆
BTC/JPYの4時間足では、短期・中期・長期の移動平均線が約3週間にわたって重なり合い、方向感の乏しい揉み合い相場が続いていました。しかし、今朝から出現した大陽線は、時間足レベルでは上昇トレンド開始の合図と捉えることができそうです。
理想を言えばサポートまでの押し目を待ちたいところですが、現状では深い押し目を作らずに上昇する可能性も高いと考えています。その場合、分足レベルでタイミングを計りつつ、1440万~1450万円付近からの押し目買いが現実的な選択肢となるでしょう。
まずは1500万円を目標に、SMA30→SMA90→SMA200の順に並び替わる前にポジションを構築しておきたい局面です。
ETH(イーサリアム)はBTC以上の戻り余地
ETH/JPYの日足チャートでは、下降トレンドラインを明確に上抜けており、MACDも0.00付近からの上昇が視野に入ってきました。BTCと比較すると下落幅が大きかった分、相対的に戻りの余地も大きいと考えられます。
目先の上値ターゲットは、55万円付近で推移するSMA200(橙)です。2025年12月の高値水準までの反発も視野に入れ、ここから買いトレードを開始する戦略を検討しています。個人的には、10%前後の上昇を狙った短期トレードをして、2026年最初の収益機会としたいと考えています。
2026年の年初はラリーが発生しやすい時期
2025年も同様でしたが、例年、仕事始めの週の月曜日は「ご祝儀買い」が入りやすく、相場が堅調に推移する傾向があります。そのため、1月5日(月)23時以降のNYオープンにかけては、暗号資産の上昇トレンドが継続しやすいとみています。
その後は小さな調整を挟みつつも、上昇基調を維持し、目先ターゲットである200日移動平均線付近まで1月中に上値を伸ばす展開を想定しています。その水準では一度、利益確定を行う予定です。
BTC(ビットコイン)のドル建てにおける3ヶ月連続の月足陰線は、調整としては十分な期間と考えられます。1月相場は陽線形成を期待し、短期的には買いトレードで回転させつつ、2月以降は再び下落を意識した戻り売り戦略へ切り替えていく方針です。
