【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 48,416.56 ▼41.49 (12/15)
NASDAQ: 23,057.41 ▼137.76 (12/15)
1.概況
米国市場は主要3指数が揃って下落しました。今夜16日に11月分の米雇用統計が予定されており、その確認を前に持ち高調整の売りが出ました。また最高値圏であったことも売りを呼びました。
ダウ平均は136ドル高の48,594ドルで取引を開始すると、序盤は上げ幅を縮小する展開となりました。早々に下げに転じると、その後は小幅安圏で一進一退に推移し、中ごろから取引終了にかけて下げ幅を縮小するも最終的に41ドル安の48,416ドルで続落しました。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は137ポイント安の23,057ポイントで3日続落しました。S&P500株価指数は10ポイント安の6,816ポイントで続落しました。
2.経済指標等
主要な経済指標の発表はありませんでした。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち8業種が上昇しました。ヘルスケアが1.3%高となりセクターの上昇率トップとなりました。公益事業が0.9%高で続き、一般消費財・サービスが0.5%高となりました。一方で情報技術が1.0%安、エネルギーが0.8%安、コミュニケーション・サービスが0.2%安となりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中16銘柄が上昇しました。アムジェン[AMGN]が2.4%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。ハネウェル・インターナショナル[HON]が2.0%高となったほか、トラベラーズ・カンパニーズ[TRV]など計3銘柄が1%台の上昇となりました。一方で14銘柄が下落しセールスフォース[CRM]が2.9%安、スリーエム[MMM]が1.9%安となりました。
ダウ平均構成銘柄以外では、アナリストの投資判断引き下げが伝わったアーム・ホールディングス[ARM]が5.0%安となりました。またサービスナウ[NOW]が、サイバーセキュリティのスタートアップであるArmis(アーミス)の買収を計画していると報じられ、買収額は最大で70億ドルとの見方が売りを呼び11.6%安となりました。
5.為替・金利等
長期金利は、前日比0.01%低い4.17%となりました。16日朝のドル円は155円台前半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
米国市場では雇用統計の発表を前に持ち高調整の売りが出ました。これを受けて、日本市場も本日は売りが優勢でのスタートが見込まれます。昨日の日経平均は節目の5万円を割り込んだ場面では押し目買いが見られましたが、本日も5万円を維持できるかがポイントとなりそうです。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)
