足元の米国市場では、AIバブル懸念からハイテク株が伸び悩んで推移しています。中でもSOX指数と呼ばれるフィラデルフィア半導体株指数は、この1ヶ月(10月24日-11月24日)で3.9%安と売りが優勢であり、一部には調整局面に入ったなどとの指摘もあります。
2025年も残すところ1ヶ月強となりました。来年2026年もAI関連の注目度は高く、半導体への投資は引き続き堅調であるものと考えられますが、バブル懸念が生じていることから一抹の不安を感じるところもあるでしょう。そこで今回は、SOX指数を構成する30銘柄をまとめつつ、現時点での予想PER(株価収益率)や予想EPS(1株当たり純利益)成長率を確認し、指数内でも過度に資金流入がされている銘柄がないかをチェックします。
リストは、年初来騰落率の大きい順にランクキング形式でまとめています。マイクロン・テクノロジー[MU]など3銘柄が11月24日時点で年初来騰落率2倍以上と資金流入が著しいことがわかります。一方で8銘柄は年初来でマイナス圏での推移とあり、構成される銘柄すべてが堅調というわけではないことがわかります。
筆者の注目は半導体製造装置メーカーのノバ[NVMI]やクアルコム[QCOM]、アナログICのテキサス・インストゥルメンツ[TXN]で、予想PERも過去の水準と比較して割安感が感じらえる一方で、予想EPS成長率は二桁以上が見込まれており、成長性も享受できるものと考えられます。
