8月に入り、日経平均は最高値を更新しました。先週22日に米カンザスシティ連邦準備銀行が主催するジャクソンホール会議でパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が講演し、その内容が、9月の利下げを容認したと受け止められたことで、先週末の米国市場は強含む内容となりました。この流れを受けて、週明けの日本市場も堅調な推移が予想されます。そこで今回は、日経平均構成銘柄の中から、ここまで出遅れが目立っている年初来下落率トップ15銘柄を取り上げました。

このような局面では、相場全体が強含みPER(株価収益率)主導で上昇していく可能性が考えられ、リストの銘柄にも出遅れていた分の資金流入が期待されます。一方で、これらの銘柄の多くは昨年末時点の予想EPS(一株当たり当期純利益)に比べて直近の予想EPSが下方修正されており、利益成長には慎重な見方が必要です。

日経平均構成銘柄において年初来下落率トップ15銘柄(2025年8月25日時点)はこちらからチェック