アップル[AAPL]決算:1株利益は1.57ドルで市場予想を上回る
アップルは、世界最大級の企業であり、消費者や企業を対象としたハードウェア製品とソフトウェア製品の広範なポートフォリオを有する。iPhoneは売上高の大半を占め、Mac、iPad、Apple Watchのようなその他の製品はiPhoneを中心に設計されており、広範なソフトウェアエコシステムが構築されている。ストリーミング動画、サブスクリプションバンドル、拡張現実などの新しいアプリケーションの追加に徐々に取り組んできた。
自社のソフトウェアと半導体を設計する一方で、フォックスコンや台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSMC)[TSM]などの下請け企業と協力して製品やチップを製造している。売上高の半分弱が主力店舗を通じた直接的なものであり、売上高の大半はパートナーシップや販売店を通じた間接的なものである。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.
主要項目、第3四半期(4-6月期)実績
★売上高・・・前年同期比9.6%増の940.40億ドル(市場予想は893億ドル)
★1株あたり利益(一部項目を除く)・・・1.57ドル(市場予想は1.43ドル)
決算総括
4-6月期(第3四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。
今後の株価見通し
株価は235ドルを目指す展開が予想される。
ロブロックス[RBLX]決算:1株損失は41セントで市場予想を下回る
ロブロックスは、約8500万人のデイリーアクティブユーザーを擁する無料のオンライン・ビデオゲーム・プラットフォームを運営する。プラットフォームは、ロブロックス通貨に基づく仮想世界とロブロックス経済を生み出した。プラットフォームには、若いゲーマーからプロの開発スタジオまで、幅広いクリエイターによる数百万のゲームが収められている。制作者にツール、パブリッシング能力、およびゲームのプラットフォームを提供し、誰でもゲームを制作できるようにする。クリエイターは、ゲーム内でオプションのゲームを購入をしたり、現実世界の広告スペースを提供したりすることで、利益を得る。同社は、主にこれらの利益をカットすることで、収益を得る。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.
主要項目、第2四半期(4-6月期)実績
★売上高・・・前年同期比51%増の14.38億ドル(市場予想は12.58億ドル)
★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・41セントの赤字(市場予想は40セントの赤字)
決算総括
4-6月期(第2四半期)売上高は予想を上回ったが、調整済みEPSは予想を下回った。
今後の株価見通し
短期的に160ドルを目指す展開が予想される。
メタ・プラットフォームズ[META]決算:1株利益は7.14ドルで市場予想を上回る
メタ・プラットフォームズは、世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を運営する。月間アクティブユーザー数は約40億人に上る。同社の「ファミリー・オブ・アプリ」、つまりその中核事業は、Facebook、Instagram、Messenger、WhatsAppで構成されている。エンドユーザーは、友人との連絡を取ることから、セレブをフォローすること、無料でデジタルビジネスを運営することまで、さまざまな目的でこれらのアプリケーションを活用できる。アプリケーションエコシステムから収集した顧客データをパッケージ化し、デジタル広告主に広告を販売している。Reality Labs事業に多額の投資を行っているが、売上高全体に占める割合は非常に小さいままである。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.
主要項目、第2四半期(4-6月期)実績
★収入・・・前年同期比22%増の475.20億ドル(市場予想は448.30億ドル)
★1株当たり利益(GAAP)・・・7.14ドル(市場予想は5.89ドル)
決算総括
4-6月期(第2四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。続く第3四半期の売上高ガイダンスレンジも予想を上回った。広告収入が予想を大きく上回った。
今後の株価見通し
1000ドルを目指す展開が予想される。
コインベース[COIN]決算:1株利益は5.14ドルで市場予想を上回る
コインベースは、2012年に設立された、米国における主要な暗号通貨交換プラットフォームである。個人投資家や機関投資家が暗号通貨経済に参入するための安全かつ規制に準拠した拠点となることを目指している。ユーザーは、仲介者を使用することなく企業と直接口座を開設することができ、多くのユーザーは、従来の金融取引所の業務の幅を超えて、コインベースが暗号通貨のカストディアンとして機能することを許可する選択をしている。依然として小売顧客に請求される取引手数料から収益の大部分を生み出しているが、プライム・ブローカー業務、データ分析業務など、内部投資や買収を活用して、周辺事業への拡大を図っている。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.
主要項目、第2四半期(4-6月期)実績
★収入・・・前年同期比3.3%増の15億ドル(市場予想は15.90億ドル)
★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・5.14ドル(市場予想は1.25ドル)
決算総括
4-6月期(第2四半期)売上高は予想を下回り、調整済みEPSは予想を上回った。
マイクロソフト[MSFT]決算:1株利益は3.65ドルで市場予想を上回る
マイクロソフトは、消費者や企業向けのソフトウェアを開発しライセンスを供与している。Windowsオペレーティングシステム(OS)やプロダクティビティツールであるOffice製品で知られている。
事業は、プロダクティビティ・ビジネスプロセス部門(従来型Microsoft Office、クラウドベースOffice 365、Exchange、SharePoint、Skype、LinkedIn、Dynamics)、インテリジェントクラウド部門(インフラストラクチャ・アズ・ア・サービスやプラットフォーム・アズ・ア・サービスであるAzure、WindowsサーバーOS、SQLサーバー)、モアパーソナルコンピューティング部門(Windows Client、Xbox、Bing検索サービス、ディスプレイ広告、サーフェスラップトップ、タブレット、デスクトップ)の広範な製品を手掛ける同様な規模を持つ3つの部門で構成されている。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.
主要項目、第4四半期(4-6月期)実績
★売上高・・・前年同期比18%増の764.40億ドル(市場予想は738.90億ドル)
★1株当たり利益(特別項目を除く)・・・3.65ドル(市場予想は3.37ドル)
決算総括
4-6月期(第4四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。
今後の株価見通し
650ドルを目指す展開が予想される。
