シーゲイト・テクノロジー・ホールディングス[STX]決算:1株利益は2.59ドルで市場予想を上回る
シーゲイト・テクノロジー・ホールディングスは、企業・消費者市場向けデータストレージのためのハードディスクドライブ(HDD)の大手サプライヤーである。同じく垂直統合モデルで事業を展開する主要なライバルであるウエスタン・デジタルと2社で実質的に市場を独占している。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.
主要項目、第4四半期(4-6月期)実績
★売上高・・・前年同期比30%増の24.4億ドル(市場予想は24.2億ドル)
★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・2.59ドル(市場予想は2.45ドル)
決算総括
4-6月期(第4四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。
今後の株価見通し
値固め後上昇を想定。
ソーファイ・テクノロジーズ[SOFI]決算:1株利益は0.08ドルで市場予想を上回る
ソーファイ・テクノロジーズは、2011年に設立された、サンフランシスコを拠点とする金融サービス会社である。当初は学生ローンの借り換え事業で知られていたが、パーソナルローン、クレジットカード、住宅ローン、投資口座、銀行サービス、フィナンシャルプランなど、提供商品を拡大した。顧客にとってのファイナンスのワンストップショップになることを目指しており、モバイルアプリとウェブサイトを通じてのみ運営されている。2020年にGalileoを買収したことにより、デビットカードやデジタルバンキングの支払いおよびアカウントサービスも提供している。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.
主要項目、第2四半期(4-6月期)実績
★売上高・・・前年同期比44%増の8.58億ドル(市場予想は8.05億ドル)
★1株損益・・・0.08ドル(予想は0.06ドル)
決算総括
4-6月期(第2四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。
今後の株価見通し
株価横ばいを想定。
スポティファイ・テクノロジー[SPOT]決算:1株損失は0.42ユーロで市場予想を上回る
スポティファイ・テクノロジーは、世界をリードする音楽ストリーミング・サービス・プロバイダーであり、7億人近い月間アクティブ・ユーザーと2億5000万人を超える有料会員を有する。これらの会員が、同社のプレミアム・セグメントを構成している。売上高の大半とその粗利益のほぼすべては、有料会員から得ている。会員は、大手レコード会社を含む、大半が最も人気の高い曲である音楽ライブラリーにアクセスするために、月額料金を支払う。
また、別のオーディオブックを販売し、ポッドキャストを標準的な音楽アプリに統合している。ポッドキャストコンテンツは排他的ではなく、通常は他のプラットフォームで自由にアクセスできる。広告サポートユーザーは、同様の音楽カタログにアクセスできるが、同様のオンデマンド体験をカスタマイズすることはできない。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.
主要項目、第2四半期(4-6月期)実績
★売上高・・・前年同期比10%増の41.93億ユーロ(市場予42.67億ユーロ)
★1株当たり利益・・・0.42ユーロの赤字(市場予想は1.97ユーロ)
決算総括
月間アクティブユーザー数(MAU)、プレミアム契約者数は、ガイダンスも含め、全て予想を上回った。
今後の株価見通し
株価の深押しはないだろう。
エレクトロニック・アーツ[EA]決算:1株利益は0.79ドルで市場予想を上回る
エレクトロニック・アーツは、世界最大級のビデオゲーム開発・販売会社である。最も重要なフランチャイズは、毎年リリースされるMadden NFLとFCサッカーゲームである。2024年には、アメリカンカレッジフットボールゲームも再発売した。他の主要なフランチャイズには、Apex Legends、Battlefield、The Simsが含まれる。通常、売上高の約4分の3はゲーム内課金からのものであり、残りは新しいゲームの販売からである。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.
主要項目、第1四半期(4-6月期)実績
★売上高・・・前年同期比0.7%増の16.70億ドル(市場予想は15.60億ドル)
★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・0.79ドル(市場予想は0.63ドル)
決算総括
4-6月期(第1四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。続く第2四半期、及び通年ベースの調整済みEPSガイダンスレンジが全て予想を下回った。通年ベースの順予約額ガイダンスレンジは予想に一致した。
今後の株価見通し
しばらく下値を固めたあと、再度上値追いの動きとなりそうだ。
アーム・ホールディングス[ARM]決算:1株利益は35セントで市場予想と同じ
アーム・ホールディングスは、世界のスマートフォンCPUのコアの99%で使用されているARMアーキテクチャの知的財産権を所有・開発している。また、ウェアラブル、タブレット、センサーなどの他のバッテリー駆動デバイスにおいても高い市場シェアを持つ。アーキテクチャのライセンスを有料で供与しており、顧客が求める柔軟性に応じてさまざまな種類のライセンスを供与している。
アップル[AAPL]やクアルコム[QCOM]のような顧客は、アーキテクチャを変更したり、特定のニーズに合わせてチップを調整するための指示を追加または削除したりできるアーキテクチャライセンスを購入する。他の顧客は、既製のデザインを直接購入している。既製品の顧客もアーキテクチャのライセンスの顧客も、出荷されたチップごとにロイヤリティを支払う。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.
主要項目、第1四半期(4-6月期)実績
★売上高・・・前年同期比34%増の10.50億ドル(市場予想は10.5億ドル)
★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・35セント(市場予想は35セント)
決算総括
4-6月期(第1四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想通りであった。
今後の株価見通し
横ばいを想定。
