東大の五月祭に行ってきました。特にゆかりは無いのですが、頭の良い人たちにあやかりに毎年行っています。屋台でチュロスが目立つなと思ったのですが、原価率が低いそうですね、さすがです。実験や展示など大変興味深いものが多いのですが、科学と芸術の融合点を探るAMSSという活動が印象的でした。
芸術作品に感じる美しさは科学的にどのように説明できるか、音楽はなぜ人の心を動かすのか、といった問いに取り組み、芸術と人間存在の結びつきを明確に示し、美的体験をより豊かで力強いものにする。科学の力で芸術を見える化し、さらには芸術の力で病気を治すといった医療にも役立たせるものです。
芸術や感動には言葉にならない良さもあるのでしょうけれど、メカニズムを解明することで分野を超えた働きとなるのですね。知的限界を押し上げようとする活動、すばらしいですね。