3月決算企業の本決算発表集計

4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も終盤です。しかし、今週も多くの企業が決算を発表しています。14日も取引時間中や昼休み時間中に鹿島建設(1812)や王子ホールディングス(3861)、ENEOSホールディングス(5020)、ヤクルト本社(2267)などが決算を発表しました。また、引け後も三越伊勢丹ホールディングス(3099)やテルモ(4543)、出光興産(5019)、ソニーグループ(6758)、ニトリホールディングス(9843)などが決算を発表しています。

そのなかで株価が大きく上昇したのがENEOSホールディングスです。2025年3月期の営業利益が前期比で14%減となる見通しを示しましたが、自己株式を除く発行済株式総数の22.68%にあたる6億8000万株を上限とした自社株買いを発表したことから株価が大幅高となり年初来高値を更新しています。一方で鹿島建設は研究開発費が膨らむことなどにより2025年3月期の営業利益が前期比で3.1%減となる見通しを示したことから株価が大幅安となっています。

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