底入れ期待が高まるグロース250指数

小型株指数のグロース250指数が底堅くなってきました。先週末の日経平均株価は一時1,000円近く下げ幅を広げる大幅安となり、日足ローソク足は5日連続の「陰線」を形成しました。週明け4月8日は反発しましたが、約2年ぶりとなる6日連続の「陰線」となりました。

一方で、先週末のグロース250指数の日足ローソク足は「陽線」で終了。4月8日も「陽線」で終え、目先の底入れ期待が高まるところです。

グロース250指数は、2023年10月26日の安値632.29ポイントを起点に上昇し、中段保ち合いを経て、2024年2月28日の高値779.71ポイントまで水準を切り上げました。足元は、その上昇幅を調整する局面にあります。先週末の終値は691.04ポイントでした。

2023年10月安値から2024年2月高値までの上昇幅に対する61.8%押しの水準が688.61ポイントですから、概ね合致することになります。ここからダメ押しがあった場合でも、2023年12月14日安値の662.01ポイントを割り込まなければ、2023年10月安値を起点とした上昇波動は継続との見方となります。

3月決算発表前にプライム市場は手詰まり感、グロース株の注目チャートとは

グロース市場に上場する銘柄は個別材料に動意付くケースが大半ですが、全体的に底上げに繋がりやすいのは外部環境の変化です。例えば、米長期金利の低下を通じて米ドル安・円高の動きが強まる場合、外需株を避け、内需株や小型株買いがイメージされることが多くあります。

これから3月本決算発表を前にプライム市場は手詰まり感が強くなることが予想され、グロース市場にいつでも振り向ける準備が必要でしょう。そこで、グロース株の銘柄スクリーニングをベースに、気になるチャートを選んでみました。

4月8日現在、グロース市場に上場している時価総額が200億円以上、株価が上向きの25日移動平均線を上回っている、かつ株価の25日移動平均線からの上方かい離率が10%未満である銘柄のうち、チャートが気になる、INFORICH(9338)、LAホールディングス(2986)、SBIリーシングサービス(5834)の3つを参考銘柄として選んでみました。時価総額100億円以上まで下げると、エヌ・ピー・シー(6255)の押し目や、ラストワンマイル(9252)の2023年からの保ち合いも気になるチャートパターンです。