・米国は景気サイクルで成熟した段階にあるが、経済は堅調に推移している。市場では景気後退よりソフトランディングのコンセンサスがある。
・労働市場では求人率が落ち着き、失業率は上がらずコロナ前の好況の状態まで戻っている
・QT(量的引き締め)が、このまま進むかどうか次回のFOMC(米連邦公開市場委員会)で注意を要する
・株価は、景気回復をすでに織り込んでいるため、企業決算に要注目
- 塚本 憲弘
- マネックス証券 インベストメント・ストラテジーズ兼マネックス・ユニバーシティ シニアフェロー
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一橋大学 経済学部卒。東京都市大学・非常勤講師。専門分野は投資戦略全般。
国内信託銀行で経済分析、投資戦略の策定、ファンドマネージャーを歴任。その後プライベートバンクにて経済分析や幅広い資産クラスによる投資戦略、ポートフォリオ分析に従事。2021年より現職。
- [収録日]
- 2024/01/16
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- 12:57