・12月の米国株のマーケットは感謝祭から年末まで非常に強く、S&P500は4.4%上昇しており、クリスマスラリーが起きている状況。S&P500年末のターゲット4,800ポイントまであと0.97%と迫っている

・ 2023年の米国株は利上げや銀行の破綻など様々な出来事があったが、S&P500は37%上昇し、ナスダック100も68%上昇した。Stay invested、投資を継続することが大切である、という結果

・2024年の見通しでは金利の下落と企業業績の向上が期待されており、ナスダック100といったテクノロジー関連が伸びるとS&P500を上回って小型株ラッセル2000と共に市場を牽引する可能性がある

・2024年の米国株式市場の見通しは好調でS&P500のターゲットは5,200ポイントを予想する。2024年、2025年ともに2桁成長が見込まれている

・米国では、個人投資家の家計資産が約2.2兆ドル積みあがっている。日本におけるGDPの約半分あり、この資金が株式市場の割安感が出たところでリスクを取りにくる可能性がある

・大統領選挙などの不確定要素や突然の地政学的リスクによるマーケット変動がありえるものの、大統領選挙年のマーケットは後半に向けてしっかりしていく傾向がある