2024年1月から新しい少額投資非課税制度(NISA)がスタートします。新NISAでは年間投資枠が大幅に拡大し、現在の「つみたてNISA」を引き継ぐ「つみたて投資枠」は3倍の年120万円に、「一般NISA」の概念を引き継ぐ「成長投資枠」は2倍の年240万円になり、2つの枠が併用可能になることで生涯で使える投資枠は1800万円(うち成長投資枠は1200万円まで)となります。そして制度の恒久化を受けて非課税期間も無期限となります。
そこで今回は新NISAが2024年1月から始まることもあり、連続増配を実施している企業で配当利回りが高い銘柄を取り上げてみました。具体的には少なくとも2023年3月期まで5年間連続で増配を続け、2024年3月期も増配が予想される企業で、配当利回りが2%以上のものを東証プライム上場で時価総額が5000億円以上の銘柄のなかからピックアップしてみました。そのなかでも特に配当利回りが高いのがSOMPOホールディングス(8630)で、4%を超える水準となっています。また、アステラス製薬(4503)と三菱HCキャピタル(8593)の配当利回りも3%台後半の水準となっています。