【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 34,337.87  △54.77 (11/13)
NASDAQ: 13,767.74  ▼30.37 (11/13)

1.概況

米国市場は10月の消費者物価指数(CPI)の発表を控え様子見となるなか小幅に高安まちまちとなりました。23ドル安でスタートしたダウ平均は朝方に77ドル安まで下落しましたが、下げ渋るとまもなくプラスに転じ昼過ぎには122ドル高まで上昇しました。しかし、その後伸び悩み上げ幅を縮めると結局54ドル高の34,337ドルで取引を終え続伸となっています。一方でS&P500株価指数が3ポイント安の4,411ポイントと反落となったほか、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も30ポイント安の13,767ポイントとこちらも反落となりました。

2.経済指標等

10月の米財政収支は665億ドルの赤字となりました。

3.業種別動向

業種別S&P500株価指数は全11業種のうち公益事業や不動産、情報技術などの6業種が下げ、公益事業は1%を超える下落となりました。一方でエネルギーやヘルスケア、生活必需品などの5業種が上げています。

4.個別銘柄動向

ダウ平均構成銘柄では中国政府が主力小型機「737MAX」の購入再開を検討していると伝わったことなどでボーイング[BA]が4%高となったほか、ウォルト・ディズニー[DIS]とメルク[MRK]も1%以上上げました。一方でナイキ[NKE]が2%近く下げ、インテル[INTC]とホーム・デポ[HD]も1%以上下落しています。ダウ平均構成銘柄以外では、食肉のタイソン・フーズ[TSN]が決算で示した2024年9月期の業績見通しが市場予想を下回ったことで3%近く下げています。今月末に出荷を始めるピックアップトラック型EV「サイバートラック」の販売契約で購入者が最初の1年間は売却が禁じられることが明らかになったテスラ[TSLA]は押し目買いが入り4%を超える上昇となっています。

5.為替・金利等

長期金利は0.01%低い4.64%となりました。ドル円は151円台後半で推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

本日の日本市場は米国市場でダウ平均が続伸となったことや、151円台後半まで進んだ円安もあり堅調なスタートが予想されます。今晩に10月の消費者物価指数(CPI)の発表を控え様子見となりやすいなかで日経平均がどこまで上値を伸ばせるかがポイントとなりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之)