上方修正で減益予想が一転して増益予想となった3月決算銘柄は
7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も8月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると経済活動の再開やサプライチェーンの改善などに加えて、円安や値上げなどを追い風に通期の業績予想を上方修正する企業も少なからずみられました。
そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから上方修正で減益予想が一転して増益予想となった銘柄をピックアップしてみました。例えばサンリオ(8136)は新型コロナウイルスの感染拡大が収束し、テーマパークの来客数が想定を上回って推移していることなどから112億円とみていた通期の営業利益の見通しを170億円に引き上げたことで二桁の減益予想が二桁の増益予想となっています。