・先週の米ドル/円は年初来の米ドル高値を更新し、146円半ばまで上昇した。その一因は日米の10年債利回り差拡大だろう。

・米国の足元の景況感は過熱気味で、米GDP成長率7~9月予想は5.8%と新興国並みとなっている。

・ただ、今回の円安の主役はクロス円であり、ユーロ/円などでは金利差では説明できない状況。その背景には、中国経済の長期低迷が影響していると思われる。中国経済への不安が、円を含めたアジア通貨全般に影響を与えている。

・145円以上の円安は米ドル/円の5年MAかい離率を2割以上上回っていることから、今回の円安はいつ終わってもおかしくない状況だろう。そのきっかけとなる為替介入は、歴史的なデータを見ても十分あり得るのではないか。