2月決算企業の第1四半期決算発表集計

西松屋チェーン(7545)を皮切りにスタートした小売り企業を中心とした2月決算企業の第1四半期決算発表が今週に入り一段と本格化しています。こうしたなか10日にはウエルシアホールディングス(3141)やアレンザホールディングス(3546)、リソー教育(4714)、ベルク(9974)などが決算を発表しました。また、11日もローソン(2651)やコーナン商事(7516)、イオンモール(8905)、アークランズ(9842)などが決算を発表しています。

そしてこうした銘柄のなかで決算発表に株価が大きく反応したのがベルクやウエルシアホールディングスです。ベルクは自社開発商品の取り扱いを拡大させたことなどで第1四半期の営業利益が前年同期比で40%を超す増益となったことから株価が急伸し年初来高値を更新しています。一方でウエルシアホールディングスは新型コロナウイルスの感染症法上の扱いが5類に移行し、マスクや検査キットといった関連製品の需要が減ったことなどで第1四半期の営業利益が前年同期比で4%を超す減益となったことから株価が急落となっています。

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