アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)決算:1株利益は0.60ドルで市場予想を上回る

アドバンスト・マイクロ・デバイセズは、コンピューターおよび家電業界向けマイクロプロセッサーの設計を手掛ける。売上の大部分がCPUやGPUを介したパソコン市場やデータセンター市場向けとなっている。他にも、ソニーのPlayStationやマイクロソフトのXboxなど、著名なゲーム機に使用されるチップを供給している。2006年にPC業界におけるポジションを強化するためにグラフィックスプロセッサーおよびチップセットのメーカーであるATI社を買収。2009年には半導体製造部門を分社化しファウンドリー(半導体受託生産会社)のグローバルファウンドリーズを設立した。2022年には、事業を多様化し、データセンターや自動車などの主要なエンドマーケットでの機会を拡大するために、FPGA(現場でプログラム可能な集積回路)のリーダー企業であるザイリンクスを買収した。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

第1四半期(1月-3月期)実績 

★収入・・・前年同期比9.1%減の53.5億ドル(市場予想は53.1億ドル)

★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・0.60ドル(市場予想は0.57ドル)

決算総括

1-3月期決算(第1四半期)では、調整済みEPSは予想を上回ったものの、売上高は予想範囲内となった。ゲーム用チップは好調だったものの、データセンターは予想を下回った。ガイダンスも公表し、続く第2四半期の売上高見通しは予想を下回っている。

今後の株価見通し

当面底値模索の動きが予想される。

アップル(AAPL)決算:1株利益は1.52ドルで市場予想を上回る

アップルは、スマートフォン(iPhone)、タブレット(iPad)、PC(Mac)、スマートウォッチ(Apple Watch)、AirPodsなど幅広い消費者向け電子機器の設計を手掛ける。製品のうちiPhoneが純売上高全体の大半を占める。また、製品ユーザーにApple Music、iCloud、Apple Care、Apple TV+、Apple Arcade、Apple Fitness、Apple Card、Apple Payなど多様なサービスを提供している。アップル製品には社内で開発されたソフトウエアや半導体が搭載されており、アップルが、ハードウエア、ソフトウエア、半導体、およびサービスを統合したビジネスモデルを採用していることは広く知られている。製品は、オンラインストアをはじめ、アップルの直営店舗や一般の小売業者を通じて販売されている。純売上高全体のおよそ40%を米州が占め、残りは海外のさまざまな地域で生み出されている。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

第2四半期(1月-3月期)実績

★売上高・・・前年同期比2.5%減の948.36億ドル(市場予想は926.00億ドル)

★1株あたり利益(一部項目を除く)・・・1.52ドル(市場予想は1.43ドル)

決算総括

1-3月期決算(第2四半期)では、売上高、調整済みEPSとも予想を上回った。iPhoneの売上高が予想を上回った一方、Macは予想を下回った。サービス部門の売上高も予想を下回っている。同社は最大900億ドルまで自社株買いを増額したほか、四半期配当を1株0.24ドルに増配した。

今後の株価見通し

180ドル超えから、230ドルを目指す展開が予想される。

CVSヘルス(CVS)決算:1株利益は2.20ドルで市場予想を上回る

CVSヘルスは、2018年後半にAetnaを買収し、会員向けにより統合されたヘルスケアサービスを提供している。主に米国の約10,000の薬局店舗を誇るドラッグストアチェーンであった旧CVSが、年間20億件を超える調整済み請求を処理する最大規模の薬剤給付管理(PBM)を統合した。約2,400万人の会員を擁するマネジド・ケア組織が追加されたことで、医療保険業界内でより強固な立場に立ち、顧客の全体的な医療費の適切な管理が促進された。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

第1四半期(1月-3月期)実績

★売上高・・・前年同期比11%増の852.78億ドル(市場予想は808.50億ドル)

★一株当たり利益(調整済み)・・・2.20ドル(市場予想は2.09ドル)

決算総括

1-3月期決算(第1四半期)では、既存店売上高が予想を上回ったほか、売上高、調整済みEPSとも予想を上回った。

今後の株価見通し

当面底値模索の動きが予想される。

エスティローダー(EL)決算:1株利益は0.47ドルで市場予想を下回る

エスティローダーは、美容市場における世界的なリーダーで、スキンケア(2022年度の売上高に占める割合は56%)、メイクアップ(26%)、フレグランス(14%)、ヘアケア製品(4%)を手掛ける。エスティローダーの他、クリニーク、M・A・C、ドゥ・ラ・メール、Jo Malone、アヴェダ、ボビイブラウン、Too Faced、オリジンズ、Dr. Jart+、The Ordinaryなど複数のブランドを傘下に抱える。150ヶ国以上で事業を展開し、2022年度収益に占める割合は、米州が26%、欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域が43%、アジア太平洋地域が31%となっている。百貨店、旅行小売店、マルチブランドの専門美容店舗、ブランド専用自立型店舗、電子商取引、サロンやスパ、香水店を通じて商品を販売する。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

第3四半期(1月-3月期)実績

★売上高・・・前年同期比12%減の37.55億ドル (市場予想は37.13億ドル)

★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・0.47ドル(市場予想は0.51ドル)

決算総括

1-3月期決算(第3四半期)では、売上高は予想範囲内だったものの、調整済みEPSが予想を下回った。粗利益率も予想を下回っている。

今後の株価見通し

当面底値模索の動きが予想される。

エアビーアンドビー(ABNB)決算:1株利益は0.18ドル

エアビーアンドビーは、2008年にサービスを開始した、世界最大のオンライン代替宿泊旅行代理店で、ブティックホテルや宿泊体験の予約サービスも手掛ける。プラットフォームは、2022年には、660万のアクティブ宿泊施設リストを提供した。400万以上のホストからのリストは、世界中のほぼすべての国に広がっている。2022年度第4四半期には、収益の47%は北米地域からのものであった。収益はすべてオンライン予約の取引手数料から得ている。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

第1四半期(1月-3月期)実績

★売上高・・・前年同期比20%増の18.2億ドル(市場予想は17.9億ドル)

★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・0.18ドル(前年同期は0.03ドルの赤字)

決算総括

1-3月期決算(第1四半期)では、売上高、調整済みEPSとも予想を上回った。グロスブッキングも予想を上回るなど好調な内容となった。25億ドルの自社株買いも発表している。

今後の株価見通し

当面底値模索の動きが予想される。