先週末、スパークス・アセット・マネジメントさんとの共催で大阪と東京でセミナーを行いました。タイトルは「今こそ日本を見直そう!」。ここのところ元気のない日本市場(日本だけではなく世界市場ですが・・・)を前に、勢いをそがれつつある個人投資家の方々に「こういう時こそチャンス!」というメッセージが詰まった内容でした。

たくさんの熱心なお客様が詰めかけ、会場は熱気にあふれていました!こうしたセミナーから何かを学びとろう、投資に役立てようと皆様の強い意志や想いを感じました。

さて、会場にいらした方も、今回参加できなかった方もぜひあらためて考えてみていただきたいと思います!日本(の企業)への投資という意味を、です。
日本を見直す、日本企業に投資する、といっても日本の経済(業種分析)やその会社の財務分析を行うことだけで投資先を選ぶという意味ではありません。 ポイントの一つはいかに世界に通じる力をもっているか、と言う点を探すことです。

これだけグローバルな社会になって、日本だけに焦点にあてる、小さな日本のマーケットだけで勝負する、というのは一見優良に見える企業でも成長性という点では厳しいですよね。

世界でどこが今一番元気があるのはどこかといえば、皆さんよくご存知の新興国を中心とした市場です。先進国のマネーはすごい勢いでこうした新興国に流入しているわけですが、これは直接その国で成長していく企業などに投資していくのが主となっています。こうした国の成長を促し、その原動力となっているのは先進国のマネーともう一つ、【技術力】です。

その【技術力】に日本の優秀な企業が絡んでいるところも注目する必要がありますよね。今回のスパークスさんの設定している投信はそうした世界に通用する技術力をもち、新興国を大いに盛り立てることが期待できる日本企業へ厳選して投資する、というもの。

また、海外と勝負する企業であれば、当然円高に対する耐久力の強いところである必要がありますよね。現在すでに相当の円高水準にあると言えますが、これ以上に円高にならないという保証は当然ありません。まだ、ドルが高いという判断をしている市場関係者も少なくはないのです。

日本経済の鈍化、物価高の兆候、続く低金利、少子高齢化などなど、最近のニュースに日本経済の力強さを感じさせるものは少ないのですが、これまでも何度も書きましたが、市場は常に動いており、ずっと停滞していたり、下がり続けるということはないものと思います。一緒くたに低評価されてしてまって株安になっている、いわゆるバリュー株を見つけるにはこうしたタイミングが最適と考えられます!
と言ったものの、長い目で見て伸びていくであろう企業を発掘していこうにも、市場に元気のないときはハズレがあったり、なかなか思うように伸びていかなかったり、ということも多いかと思います。打てば当たるというわけでもないということですよね。

そういう時こそプロの調査力を借りて、プロが選んだ投資先に乗っていくのは時間とコストを有効に活用する良い方法だと思います。(もちろん、相場が相手なのでプロが選べば100%勝つ!というわけではありませんが・・・)

スパークス・新・国際優良日本株 「厳選投資」
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G600/new2008/news803f.htm?scid=mail_news803f

※リスク・手数料に関しては『 9 リスクおよび手数料等の説明』をご覧下さい。