カマラ・ハリス次期米副大統領の米国ファッション誌の表紙の写真が、ハリスさんに対する敬意が足りないと云うことで非難が噴出し、当該雑誌の編集長は謝罪に追い込まれたとのこと。カジュアルな雰囲気の写真と、フォーマルな雰囲気の写真の2枚が最後の候補に残り、雑誌としてはカジュアルな方がいいと判断して使用したら大騒ぎになったとのことのようなのですが、ちょっと息苦しい感じもします。いわゆる同調圧力に似た雰囲気でしょうか。

このような息苦しさへの反発が、もしかしたらトランプ支持にも繋がっていたのかも知れません。ツイッターやフェイスブックなどの巨大プラットフォーマーによる、検閲的な動きというか力(パワー)も気になります。私はアメリカと云う国が好きですが、この辺りの空気感はその気持ちにも影響を与えうることなので、今後のアメリカを注意深く見ていきたいと思います。