・昨年までは金価格の上昇はリスク回避によるものだったが、最近の傾向は異なっている。
・マネーの量は4月頃から急激に増えており金余り状態 ‐ マネーはリスク資産へと向かっている。もうしばらくはマネーの量が増えることによるリスクオンが続くだろう。
・日本株についてはグローバルで見ると日本以上に成長が見込める市場があるので企業の個別の成長という意味ではやや見劣りするが、もう少しキャッチアップする方向に向かうのではないか。
- 大槻 奈那
- ピクテ・ジャパン株式会社 シニアフェロー
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内外の金融機関、格付機関にて金融に関する調査研究に従事。Institutional Investors誌によるグローバル・アナリストランキングの銀行部門にて2014年第一位を始め上位。政府のデジタル臨時行政調査会、財政制度等審議会委員、規制改革推進会議議長、中小企業庁金融小委員会委員、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のアドバイザー等を勤める。日本経済新聞「十字路」、日経ヴェリタス「プロの羅針盤」、ロイター為替フォーラム等で連載。日経Think!エキスパート・コメンテーター、テレビ東京「モーニングサテライト」で解説。名古屋商科大学大学院 マネジメント研究科教授 東京大学文学部卒、ロンドンビジネススクールMBA、一橋大学博士(経営学)
著書:
『本当にわかる債券と金利』(日本実業出版社)、
『1000円からできるお金のふやし方』 (ワニブックス)
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- [収録日]
- 2020/08/04
- [再生時間]
- 11:32