英ポンド/米ドル (1.2750〜1.3550) 12月5日〜12月11日まで

アナリシス: 

皆さま、こんにちは! 膠着状態だった英ポンド/米ドルもようやく動き出しました。12月12日の総選挙前に上値をブレイクして日足レベルでのアップトレンド再開です。

その背景にはイギリスの材料というよりも、今週に入ってからの米ドル売りが影響しています。アメリカの低調な指標がきっかけとなり、さらに米中貿易協定の先送りの懸念も浮上し、米国株価指数、米ドル/円ともに下落。またドルストレートは上昇となりました。

昨日、米中貿易協定の協議は進んでいるとのトランプ大統領の発言で、ドル売りの動きはやや弱まった感がありますが、今後の動きに注視したいところです。

他方、北大西洋条約機構(NATO)創設70周年の記念首脳会議(サミット)は12月4日、ロンドンで2日間の日程を終了しました。加盟各国はサイバー攻撃や拡大する中国の脅威などについて協議し、集団防衛の義務をあらためて確認する「ロンドン宣言」を発表しました。

会期初日はトランプ米大統領が他の加盟国の拠出金負担について再度批判したことで、マクロン仏大統領との対立を深めており、加盟各国の足並みの乱れが報道各社から指摘されています。

また欧州、カナダの首相らが談笑中にトランプ大統領を暗に批判する発言の動画も流出し、トランプ氏のNATO内での孤立が浮き彫りになりました。この影響かは定かではありませんが、トランプ氏の最終日の会見は中止となりました。

いよいよ12月12日の英国下院選挙も迫ってきましたので、米国材料の米ドル買い、米ドル売りのニュースには注意しながら、選挙結果が出るまで英ポンド/米ドルは、基本は買いの姿勢で行きたいと思います。

それでは、月足チャートです。

【図表1】英ポンド/米ドル(月足)
出所:筆者作成

トレンドレス中段。上段に向けて上昇中の場面です。

続いて、週足チャートです。

【図表2】英ポンド/米ドル(週足)
出所:筆者作成

トレンドレス上段。雲抜けをしているため、短期的にはアップトレンド認識も可能な場面です。一旦は+2σまで上昇すると想定します。

日足チャートです。

【図表3】英ポンド/米ドル(日足)
出所:筆者作成

アップトレンド1波目バンドウォーク中。このまま週足+2σタッチまでバンドウォークが続くかどうかの見極めが大切です。

4時間足チャートです。

【図表4】英ポンド/米ドル(4時間足)
出所:筆者作成

アップトレンド2波目バンドウォーク中。一旦ここで押し目をつけて、+1σもしくはMA反発をしてくるか監視する場面です。

最後に1時間足チャートです。

【図表5】英ポンド/米ドル(1時間足)
出所:筆者作成

アップトレンド2波目形成中。ここで一旦中段保合い入りをするか、もしくはこのまま上昇するかの場面。ミドル反発まで多少揉んで、その後上昇することも想定できます。

上記の分析から、エントリーポイントとしては以下のとおりです。

予想レンジ:1.2750〜1.3550

メインストラテジー:

買いをするなら
・4時間足MA反発+1時間足中段保合い下限からのエントリー(想定価格1.3050~1.3070)
・1時間足ミドル反発順張りを根拠にエントリー(想定価格1.3070~1.3090)
・1.3120を上にブレイクしたら短期足を使って押し目でエントリー
・日足+1σもしくはMA反発を根拠に押し目でエントリー(価格未定)
 ※この時は4時間足中段保合い下限の根拠も合わせること

売りをするなら
・1.3200近辺もしくは1.3300近辺の週足+2σタッチのトレンドレス逆張りでエントリー