このレポートのまとめ

  1. テンセント・ミュージック・エンターテイメントの決算は良かった
  2. フーヤの決算は良かった
  3. スマイルダイレクトクラブの決算は悪かった
  4. シスコシステムズの決算はガイダンスが悪かった
  5. ウォルマートの決算はまちまちだった
  6. アプライド・マテリアルズの決算は良かった
  7. エヌビディアの決算はガイダンスが悪かった

■テンセント・ミュージック・エンターテイメント(TME) 良かった

テンセント・ミュージック・エンターテイメント(ティッカーシンボル:TME)の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想0.65人民元に対し0.74人民元、売上高が予想64.3億人民元に対し65.1億人民元、売上高成長率は前年同期比+31.0%でした。

モバイル・ミュージックMAUは+0.9%の6.61億人、モバイル・ソーシャル・エンターティメントMAUは+7.6%の2.42億人でした。

オンライン・ミュージック課金顧客数は+42.2%の3,540万人でした。ソーシャル・エンターティメント課金顧客数は+23.2%の1,220万人でした。

月次ARPU(1契約あたりの売上)はオンライン・ミュージックが+4.7%の8.9人民元、ソーシャル・エンターティメントが+7.4%の127.3人民元でした。

営業利益は前年同期比+11.9%の11.9億人民元でした。

テンセント・ミュージック・エンターテイメント(TME)日足チャート
出所:トレードステーション

■フーヤ(HUYA) 良かった

フーヤ(ティッカーシンボル:HUYA)の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想0.74人民元 に対し0.87人民元 、売上高が予想21.6億人民元に対し22.7億人民元、売上高成長率は前年同期比+77.4%でした。

グロスマージンは17.9%でした。前年同期は15.2%でした。

純利益は前年比+117.1%の1.23億人民元(1,720万ドル)でした。

Non-GAAP純利益は+70.5%の2.06億人民元(2,890万ドル)でした。

MAUは前年同期比+47.6%の1.46億人でした。課金ユーザーは前年同期比+28.5%の530億人でした。

第4四半期の売上高は予想22.6億人民元に対し新ガイダンス23.4~24.2億人民元が提示されました。

フーヤ(HUYA)日足チャート
出所:トレードステーション

■スマイルダイレクトクラブ(SDC) 悪かった

スマイルダイレクトクラブ(ティッカーシンボル:SDC)の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想-87セントに対し-89セント、売上高が予想1.65億ドルに対し1.8億ドル、売上高成長率は前年同期比+50.5%でした。

修正EBITDAは-4,520万ドルでした。

アライナー出荷数は10.6万ユニットでした。前年同期は7.2万ユニットでした。

アライナー平均販売単価は1,788ドルでした。前年同期は1,773ドルでした。

2019年の売上高は予想7.46億ドルに対し新ガイダンス7.5~7.55億ドルが提示されました。EBITDAガイダンスは-8,000万ドルから-7,300万ドルが提示されました。

スマイルダイレクトクラブ(SDC)日足チャート
出所:トレードステーション

■シスコシステムズ(CSCO) ガイダンスが悪かった

シスコシステムズ(ティッカーシンボル:CSCO)の第1四半期(10月期)決算は一株利益(EPS)が予想81セントに対し84セント、売上高が予想130.9億ドルに対し132億ドル、売上高成長率は前年同期比+0.7%でした。

ハードウェア売上高が+1%、サービス売上高が+4%でした。

地域別では米州+4%、欧州中東アフリカ+4%、アジア太平洋中国-8%でした。

商品別ではセキュリティが+22%、アプリケーションが+6%、インフラストラクチャが-1%でした。

グロスマージンは65.9%でした。

第1四半期の一株利益(EPS)は予想79セントに対し新ガイダンス75~79セント、売上高は予想127.7億ドルに対し新ガイダンス118.2~120.7億ドルを見込んでいます。

シスコシステムズ(CSCO)日足チャート
出所:トレードステーション

■ウォルマート(WMT) まちまちだった

ウォルマート(ティッカーシンボル:WMT)の第3四半期(10月期)決算は一株利益(EPS)が予想1.09ドルに対し1.16ドル、売上高が予想1280.8億ドルに対し1269.8億ドル、売上高成長率は前年同期比+2.5%でした。

米国既存店売上比較は予想+3.1%に対し+3.2%でした。うちトランザクション数は+1.3%、チケット価格は+1.9%でした。

サムズクラブ既存店売上比較は+0.8%でした。ガソリンを除くと+0.6%でした。

グロスマージンは24.5%でした。これは前年同期比-36bpでした。

ウォルマート(WMT)日足チャート
出所:トレードステーション

■アプライド・マテリアルズ(AMAT) 良かった

アプライド・マテリアルズ(ティッカーシンボル:AMAT)の第4四半期(10月期)決算は一株利益(EPS)が予想76セントに対し80セント、売上高が予想36.8億ドルに対し37.5億ドル、売上高成長率は前年同期比-0.1%でした。

第1四半期の一株利益(EPS)は予想75セントに対し新ガイダンス87~95セントが、売上高予想37.1億ドルに対し新ガイダンス39.5~42.5億ドルが提示されました。

半導体製造装置への需要は上向いています。

アプライド・マテリアルズ(AMAT)日足チャート
出所:トレードステーション

■エヌビディア(NVDA) ガイダンスが悪かった

エヌビディア(ティッカーシンボル:NVDA)の第3四半期(10月期)決算は一株利益(EPS)が予想1.57ドルに対し1.78ドル、売上高が予想29.2億ドルに対し30.1億ドル、売上高成長率は前年同期比-5.2%でした。

ゲーミング売上高は前年同期比-6%の16.6億ドルでした。データセンター売上高は-8%の7.26億ドルでした。

Non-GAAPグロスマージンは64.1%でした。ガイダンスは62~63%でした。

第4四半期の売上高は予想30.8億ドルに対し新ガイダンス28.9~30.1億ドルが、一株利益(EPS)は予想1.70ドルに対し新ガイダンス1.56~1.75ドルが提示されました。

エヌビディア(NVDA)日足チャート
出所:トレードステーション