先月下旬からスタートした3月決算銘柄の第1四半期決算も先週で終了となりましたが、7月中に一足早く決算を発表した銘柄ではアナリストによる業績や目標株価の見直しも一通り終わったと思われます。そこで今回は7月22日から24日に決算を発表したTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に決算発表後に複数の目標株価の引き上げがみられるもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも特に目標株価の引き上げが特に目立ったのが信越化学工業(4063)で、第1四半期の営業利益が前年同期比で13%近い増益と好調な決算となったことで決算発表後に8社が目標株価を引き上げています。また、アドバンテスト(6857)と日立ハイテクノロジーズ(8036)でも3社が目標株価を引き上げたほか、富士通ゼネラル(6755)でも決算発表後に2社が目標株価を引き上げています。