先月からスタートした決算発表も一巡しほぼ終わりとなりましたが、ドル円の想定レートを前期に比べて円高に置いたことから減益見通しとなる企業も多くみられました。例えば今期のドル円の前提を前期比で10円余りの円高となる110円とした村田製作所(6981)では、円高が360億円の減益要因となることもあって今期の営業利益が前期比13%減の2400億円となる見通しとなっています。

しかし、一方でこうしたなかでも二桁増の大幅増益予想を発表した企業もみられます。そこで今回はこうした銘柄のなかからコンセンサス予想を上回る強気の予想を発表した銘柄をピックアップしてみました。例えば村田製作所と同じく電子部品を手掛ける京セラ(6971)の営業利益は円高による減益要因を吸収してコンセンサス予想を上回る2割増の見通しとなっています。

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