初心者でもわかりやすい金融用語集

立合外取引

立会外取引とは、証券取引所の公式な取引時間外に行われる株式などの売買取引のことです。この取引は、取引所を通さずに直接売買当事者間で行われます。

立会外取引にはいくつかの種類があり、立会外分売、ブロックトレード、バスケット取引などがあります。

立会外分売は、大量の株式を市場に出すことで株価に影響を与えずに売却したい企業が、上場株式のまとまった売り注文を小口に分けて、不特定多数の投資家に売り出す売買方法です。

ブロックトレードは、大口の取引を一度に行うことで、市場の流動性の影響を受けずに取引を行う方法です。

バスケット取引は、複数の銘柄を一度に取引する方法です。

これらの取引は、通常の市場取引とは異なり、大量の株式を取引する際に株価の変動を抑えたり、特定の条件で取引を行いたい場合に利用されます。